夢遊病/The Street Sliders


ちょいと懐かしくなるようなルーズさを感じされるビートに乗って展開していくストリート・スライダーズの演奏を聞いていると,70年頃のアメリカのロック・バンドにこういったタイプのものがあったと想い出したが,ロンドン録音というのが面白い。
(Amazon)
ジャケットが好きなアルバムをふと考えていて、わりとすぐに思いついたのが、このSliders4枚目のアルバム「夢遊病」です。たぶん、1985年発売。
久しぶりにCDを手に取ってあらためてジャケットを見てみると、ちょっと自分の中のイメージと違ってたかな。正直に言えば、もっとカッコよかったように思ってた。とはいえ、紫がかったセピアなデザインにのっかったSlidersのけだるさとサイケな感じが素敵。
Slidersの代表作は?と聞かれて「夢遊病」を挙げる人はきっと少ないと思う。Slidersのアルバムの中ではほとんど一番地味な感触だし。
でも、私は好きなんだなー。特に、発売当初よりも年を経るにつれてどんどんお気に入りになった。
1曲目の「Baby, I’m Really Down」のあまりSlidersらしくないコーラスもイカしてる。3曲目の「7th Ave.Rock」の「カゼをこじらせた ノラ猫」って歌詞が好きだ。いつだったかな、この「7th Ave.Rock」をアコギで演奏した映像を観たことがあって、それも凄く良かったな。
でもって、「TIME IS EVERYTHING TO ME」、「今はこれでいいさ」といったSlidersのバラードがたまらない。ラストの「tsumuji-kaze」のR&Rもよい。
なんつうか、全体的に力がほどよく抜けたロックって感じだ。
ロンドン録音のせいか、私がそのイメージに凝り固まっているせいか、パブロックの匂いがぷんぷんする。
ということで、Slidersのアルバムの中でも、そーだなぁ、少なくとも5本の指に入るくらいには好きだなー。