1986年6月8日 SION@朝日新聞

SIONのメジャーデビューは1986年6月21日だ。
私は、池袋のCDじゃないレコードショップで、そのデビューアルバムのジャケットに衝撃を受け、初めてのジャケ買いをした思い出がある。もうずいぶん前の話なんで、もしかしたら、私の思い出はちょっとした勘違いがあるかもしれない。なんかそのとき、Blue Heartsのインディー盤も見かけたような気がするのだが、その頃はまだBlue Heartsはインディーズでもデビューしてないみたいだし。
それでも、SIONのジャケ買いと、家に帰ってからレコードに針を落としたときのSIONの声に衝撃を受けたのは本当だ。
で、その頃のSIONの思い出のひとつに、朝日新聞があった。
確か、その頃、朝日新聞の社会面にSIONの記事が掲載されたはずなのだ。
私はその記事が妙に気にかかって、切抜きをした覚えがある。
ただ、その切り抜いた記事はとっくになくしてしまった。もう20年も前の話だ。
ほんとに記事が掲載されていたのか、なんだか思い違いのような気さえしてくる。
インターネットの世界で検索しても、まったく引っかからない。
だがしかし、私は覚えてる。あの朝日新聞がSIONを取り上げていたはずなんだ。
この数年の胸のわだかまりを解消すべく、ついに、先週末に公共図書館に出かけ、朝日新聞記事を検索できる図書館向けオンラインデータベース「聞蔵」を使ってみた。
あった!
発行日は1986年6月8日、朝日新聞朝刊だ。SIONのメジャーデビュー前のことだ。
記事タイトルは「何が気ままな暮らしだ(街)」。
山口の家を出て、京都のバス停に泊まり込んで浮浪者と暮らしていたことや、「街は今日も雨さ」の歌詞にある母親とのエピソードなどが簡潔に書かれていた。
とりあえず、長年の懸案が解けた気分。
で、これによって、私の記憶違いをひとつ発見。レコードショップで初めてSIONの存在を知ったのかなーと思っていたんだけど、そうじゃなかった。もしかしたら、この朝日新聞の記事がSIONとの出会いだったのかもしれない。この記事を読まなかったら、SIONのレコードを手にしなかったのかもしれない。
たかだか773文字の記事が、私の人生に少なからずも影響を与えることになるとは。
ま、この記事を目にしなくても、遅かれ早かれ、SIONに夢中になるような気がしないでもないけど。
SIONのこの記事を覚えている方は、他にもいるのかな?
参考ですが、図書館向けオンラインデータベース「聞蔵」にて、
発行日:1986年6月8日
検索の言葉:シオン
で、この記事を見つけることができると思います。