映画「マタンゴ」

Matango
Ishirô Honda 1963
★★

7人の若者を乗せたヨットが、嵐のため無人島に漂着した。その島を探索した結果、彼らより先に、一艘の難破船が漂着していたことが判明する。だが乗員の姿はどこにもなく、ただあたりは奇妙な形状のキノコが群生しているのみだった。やがて食料の残りが少なくなり、彼らは恐る恐るそのキノコを食し始める。そしてそのキノコを口にした者は、人間の姿を失い、奇怪なキノコ・マタンゴへと変身していくのだった……。原作はホジスンの「闇の声」。
The Movie Database

映画「マタンゴ」を観ました。1963年に公開された日本の特撮ホラー映画、のようです。

なんとなく存在?は知っていましたが、実際に観てみると、想像以上に面白い映画でした。特撮のような場面とか諸々、時代を感じてしまいますが、「食料と女性を奪い合って対立する飢餓と不和の極限状態」の描写はなかなか鬼気迫るものでした。

でもって、ラストのシーンが衝撃的で。へー!となったなー。それと、夜の東京の街がすごくギラギラと輝いていて印象に残ってます。ブレードランナーの街並みというか。