その日、ペットショップのすみのケージでウトウトしていたひときわ小さく元気のない子猫。それがグーグーでした–。
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先月観た映画「グーグーだって猫である」の原作である大島弓子の漫画、2巻まで読みました。
エッセイコミックとカテゴライズされている(そんなのあるのか)ように、フィクションではない大島弓子と飼猫グーグーとの生活を描いたものです。
とっても読みやすく、また、面白いです。
映画では登場人物の描写がかなりの割合を占めていましたが、ここでは人間は著者である大島弓子しか基本的には出てきません。グーグーが主人公です。
昔、私の家でも猫を飼っていたことがあって、私も猫好きです。
猫は、何を考えてるのか、何も考えてないのか、本能だけで生きてるのか、こっちに気を使ってるのか、よくわからないところが何とも魅力的です。
なんだか、猫の前では何をやっても勝てないなという気になります。
一言で言っちゃえばとにかく仕草が表情が可愛いのです。
と、そんな猫の魅力が面白おかしく思う存分描かれています。
映画のストーリーとは微妙に異なってますが(2巻以降のエピソードにあるのかもしれません)、映画のなかで印象に残ったセリフは1巻にありました。たぶん、ほとんどそのまま映画に使われています。
グーグーが長生きしますように
病気しませんように
事故にあいませんように
この家の生活がたのしめますように
そして天寿を全うしたら このわたしが グーグーを送ることができますように
最後の一行はさりげなく奥が深いよなぁ。
グーグーは著者にとって2代目の猫です。
猫のほうが人より寿命が短いけれど、映画でも原作でも著者は卵巣腫瘍で自らの死を意識する。
そんななかでこの一行。
猫に対するこれ以上ない愛を感じます。
