先日、といってもずいぶん前になっちゃいましたが(4月2日)、三宅伸治プレゼンツ「第二回 感謝の日」@下北沢GARDENに行ってきました。
60歳の清志郎の誕生日、おめでとう、そして、ありがとう。
ライブのメンバーはNICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS!
のはずでしたが、残念ながら、厚見玲衣さんは事情により欠席、でした。
震災が原因、なのかな。
ということで、中村きたろう:Bass、江川ゲンタ:Drums、片山広明:Tenor Sax、梅津和時:Alto/Soprano Sax、渡辺隆雄:Trumpet てな感じ。
そう、とんでもない大震災、そして原発事故からまだ2,3週間ってとこでした。
今日現在(4/28)でも、最悪状況が続いています。
誰もがそうだと思うのですが、私自身も非常にグラグラしていて、楽しめるかなという感じ。
付け加えれば、人生初と言っていいかな、の転職のようなもの、を二日後に控えてるという、まー、どうにもこうにもな状態。
さらには、節電、節電、計画停電で、楽しめるかどうか、どころか、ライブがホントに開催されるのかなという状況。
幸い、ライブは行われました。
これは伸ちゃん他関係者の方々に、ホントに、感謝したいです。
そう、よかったんだ、このライブ。
やっぱり、よかった。
観客席が横に長い、珍しいカタチの下北沢GARDEN。
私は開演時間ギリギリに会場に入って、昨年と同じく、入り口の左手の段があるところで立見、です。
お客さんは、ほとんど満員、だったかな。
懐かしい感じのお客さんでいっぱいでした。
さて、開演は押したっけかな、10分くらいは遅れて始まったんだったかな。
まずは、ステージ上のスクリーンに映像が映しだされました。
おー!「上を向いて歩こう」だ!
清志郎!清志郎!
「”WANTED” Kiyoshiro Imawano TOUR 2003-2004」ツアーの最終日(2004/02/06)渋谷公会堂の「上を向いて歩こう」だったと思います。
「上を向いて歩こう」ってけっこう映像化されてるような気がするけど、これは良かったなー。
帰宅後にあらためてこのDVDを観ましたが、もしかして清志郎ソロとしてはベストかもしれないなーなどと思いました。
渋公ライブ、すごく感動したな。
この時の清志郎の声は、ツアー最終日ということもあるのか、イマイチだったけど、ライブが進むに連れてどんどん良くなっていって。
ホントにスゴイ人だなと思った記憶があります。
開演前から超盛り上がり。
そんな「上を向いて歩こう」に続いて、メンバー登場。
ドカドカうるさいリズム&ブルースが始まりました。
インスツルメンツで「I Can’t Turn You Loose」。
うーん、カッコいー。
これだよ、これ。
三宅バンドのライブで最初に思うのがこの言葉。
やっぱり好きだな、この音、このリズム。
前説があったような、各自のソロ回しがあったような、ともかくカッコいー「I Can’t Turn You Loose」から間髪入れずで「SHAKE」。
おー、最高の流れだぜー。
もちろん、清志郎による日本語バージョン。
暑いぜ、熱いぜ、ぶ厚いぜー。
という第二回感謝の日。
昨年のライブとは趣がちょっと違って、感傷的なところはあまりなかったかな。
それもよかったと思います。
今、必要なのは、パワーなのだ。
前を行く、上を向くパワーなのだ。
そして、そんなパワーを存分に見せつけたのが清志郎。なのだ。
という、基本、R&B、ロックンロールなステージ、最高でした。
メンバー紹介の後は、「REMEMBER YOU」、「デイ・ドリーム・ビリーバー」、「愛と平和」、「胸が張り裂けそう」となんともゴキゲンなナンバーが続きました。
伸ちゃんは、いつもの通り、声は通るし、ギターがキレてるし、キメのポーズはカッコいーし、何より笑顔が素晴らしいし。
他のメンバーもむちゃくちゃ楽しそうで。
ホントに楽しそうで。
渡辺さんやゲンタさんが、コーラスするところじゃない(と思う)のに口ずさんでいるのがよく見えました。
とはいえ、厚見さんの欠席は曲によってはイタイなーと思うところもあったかな。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」とか「胸が張り裂けそう」辺り。
ま、しょーがないですね、次回に期待!です。
ステージ上では梅津さんがハープのような、そうじゃないような、小さな楽器を吹き始めます。
足をあげたりアクション付きで。
ん?どっかで見た光景。。。ん?どっかで聴いたフレーズに変わっていくぞ。。。
「明日なき世界」でした。
この曲は格別に良かったなー。
というか、伸ちゃんの気合が凄くて。
圧倒されました。
そして、第一部の最後の曲は伸ちゃんの新曲「生きよう」。
バラード調な、でも、力強い伸ちゃんらしい曲。
Oh, 一緒に生きよう
震災後に「やはり、やれる事はこれしかないかな…って」作った曲のようです。
お客さんも一緒に歌いました。
震災、原発、清志郎、、想いはあちこちに飛びます。
第一部が終わって、会場に流れた曲はTHE TIMERSの「サヨナラはしない」でした。
もうすぐ 春が来るよ
がれきの街に 花が芽を吹くさ
あー、この曲もZERRY&TOPPI のコンビだったんだな。。。
阪神大震災のときの被災者への支援曲です。
さて、第二部。
節電、ということで、照明を落とし、空調も落とし、生楽器、生歌での演奏で始まりました。
さすがに、歌、というか、声が厳しかったかな。
マイク、というか、電気のすばらしさを実感しちゃったな。
空調を落としたから、一気に暑くなっちゃったし。
電気か。。
おっと、ライブだ。
そんなこんなを思いつつ、演奏されたのは「スローバラード」、「いい事ばかりはありゃしない」です。
マイク無しということもあって、お客さんも一緒に大合唱。
そう、厳しいとかさっき書きましたが、この一体感は素晴らしかったな。
キャンプファイヤーがどうのこうのってMCがあったかな、なかったかも、ですが、まさにキャンプファイヤーのような雰囲気でした。
なんだか懐かしい気分で。
それと、ホーン隊がよかったなー。
電気で増幅しなくても、音がデカイんですよね。
当たり前かもしれませんが、ホーンって凄いなーとあらためて思っちゃったりしました。
アコギや生歌よりも圧倒的に迫力ありました。
そうだ、「いい事ばかりはありゃしない」のときは竹中直人さんがゲストで登場。
薄暗いステージでマイク無しという状況で、ちょっと残念だったかな。
でも竹中さんは楽しそうだったし、私も楽しかった。
という、アンプラグドなステージの後は、電気も復活して(空調が入ってホント助かりました)、ロックンロール「涙のプリンセス」。
続いては。
なんと「ラヴ・ミー・テンダー」、「サマータイム・ブルース」の2連荘。
図らずも、と言っていいのか、20年以上ぶりに変な格好で脚光を浴びてしまった曲。
伸ちゃんも、この曲を演るのは随分迷ったようです。
けっこう長いMCがありました。
最後に「未来の子供たちのために歌います」と言ってたかな。
RCオリジナルとは趣がちょっと違ってて、怒り爆発、ヘビーな2曲でした。
伸ちゃん、鬼気迫るという感じで。
このような伸ちゃんの姿を観たのは初めて、かもしれません。
とにかく圧倒されました。
笑顔、ユーモア、一切なし、でした。
そして「No Woman, No Cry」。
きっとうまくいくよ
すべてうまくいくよ
ちゃんとやってみせるさ 僕等は
そこから見ててくれ
伸ちゃん渾身のボーカル。
突き刺さります。
ホントにいい歌だと思います。
で、「ダンス天国」に突入。
「ダンス天国」は清志郎(RC)の曲のタイトルやフレーズ連呼バージョンです。
これって、いつもは演らないよな、たぶん。最高です。
大盛り上がり。演奏カッコいー。切れ味すごいよ。
たまらん。
コール&レスポンスもめちゃくちゃ大盛り上がり。
間髪入れずの「ベートーベンをぶっとばせ」では、NBDHの面々が客席乱入。
そしてお約束、伸ちゃんも客席でギター弾きまくり。
でもって「俺たちの忌野清志郎!」の連呼。
さらにさらに間髪入れずの「雨あがりの夜空に」!
大盛り上がり。
何も言うことないです。
大盛り上がりで大団円となりました。
あ、雨あがりでは、ゲストに石塚英彦、宮藤官九郎が登場したんだ。
石ちゃんは目立ってたけど、スイマセン、クドカンは私の席からはよく見えなかったんだなー。
ま、ともかく大盛り上がりの「雨あがりの夜空に」でした。
程なくしてアンコール。
ステージに上がった伸ちゃんがアカペラで「Happy Birthday」を歌います。
清志郎60歳おめでとう!
そして演奏された「ボスのソウル」。
あー、初めて聴いたのは昨年のこの「感謝の日」だったよな、確か。。。
ほとんど反則だよな。。いや、悪い意味じゃなくて。
何日経っても 変わらない
幾月経っても 離れない
何年過ぎても そばにいる
夢で歌ってる あのラブソング
涙。
カッコいーギターソロから最後は「Gotta, Gotta」のシャウト。
涙。
続いては伸ちゃんの新曲ロックンロール!「自由の鐘」から「JUMP」でラスト。
ホーンが入る「JUMP」。
やっぱり、これだよな。これなのだ。
私が好きなのは。
ということで、超盛り上がりのなか、2回目のアンコール。
まずは伸ちゃんお一人登場。
高尾に行ってきた、世界平和を願ってきたってMCがあったかな。
そして、ボス、ありがとう。おめでとう。
で「約束」。
清志郎との共作のなかでも、ホントに傑作だよなーと思います。
大好きです。
なんで一人で歌ってるんだろう、伸ちゃんは。
キーボードは??
夢みたいだな。
ステージにはNice Middle with NBDHのメンバーも登場。
最後の最後は「Baby何もかも」でした。
ライブ最後の定番曲だなー。
久しぶりに聴いたな。
アツい、アツいラブソングだ。
しかし、なんでマントショーがないんだ、布団ショーは?
などとしょうもないことを思いつつも、会場は大盛り上がりでライブは終了しました。
伸ちゃんとメンバーは長い長いお辞儀。
拍手と喝采。
いや、ホントにいいライブでした。
カッコいーバンドです。また観たいぜー。
ライブは終わったけど、ステージにはスクリーンが下りてきて、また映像が映しだされました。
伸ちゃん20周年記念ライブでの「何にもなかった日」。
清志郎やChabo、たくさんのゲストに囲まれた伸ちゃん。
とっても嬉しそうで幸せそうです。
このライブもよかったよな。
ゲストのボーカルが入れ替わりで歌っていきます。
と、清志郎のボーカル。
違う。全然違う。
比較のしようもないほど違う。
あぁ。。。
ありがとう&おめでとう、のライブだというのに。
ゴメンナサイ。
私はここでまたズドーンと落とされました。
この喪失感は何だ。
とんでもないものを失ってしまった。
あぁ、いかん、いかん。
いや、ホントにライブは最高でした。
伸ちゃん、ありがとう。Nice Middle with NBDH、ありがとうございます。
また観にいきます、必ず。
最後に曲リストです。間違ってるかもしれません。
【第一部】
01. I Can’t Turn You Loose
02. SHAKE
03. REMEMBER YOU
04. デイ・ドリーム・ビリーバー
05. 愛と平和
06. 胸が張り裂けそう
07. 明日なき世界
08. 生きよう
【第二部】
09. スローバラード
10. いい事ばかりはありゃしない(with 竹中直人)
11. 涙のプリンセス
12. ラヴ・ミー・テンダー
13. サマータイム・ブルース
14. No Woman, No Cry
15. ダンス天国
16. ベートーベンをぶっとばせ
17. 雨あがりの夜空に(with 石塚英彦、宮藤官九郎)
〜アンコール1〜
18. ボスのソウル
19. 自由の鐘
20. JUMP
〜アンコール2〜
21. 約束
22. Baby何もかも
