10月7日に発売された高野寛20周年記念アルバム「Rainbow Magic」を聴いた。
高野寛、良質なポップスを演っているって感覚はあるものの、あまり積極的に聴いたことがなかった。
今回は
8曲目の「今日の僕は」は、高野が忌野清志郎と2人で作曲した1992年の作品で、高野はこの曲を当時のデモ音源をもとに構築。デモテープに遺された清志郎のアコースティックギターとコーラスが、約17年の時を超え再現されている。(ナタリー)
ということがあって聴いてみた。
高野寛といえば近年の清志郎のアルバムに「DATA TOASTER」としてクレジットされている。
これはずっと知っていた。
「DATA TOASTER」とは何だろう?
清志郎のMacを使って録音された音源を何やらするんだろうなと思っていたが、さっきググってみたら、高野寛本人による言葉があった。
レコーディング・データを変換する、「音楽とはあんまり関係ない」仕事だそう。
ま、わかったようなわからないような。
そこには、「なんといっても高野寛は清志郎さんの「近所の青年」なんで。「清志郎さんから頼みがあるときは直接電話がかかって」くる」とも書かれている。
これは他のどこかの媒体で読んだような記憶がある。
「Rainbow Magic」から逸れてしまった。
その清志郎との共作ナンバー「今日の僕は」。
確かに清志郎のコーラスが聴ける。
けど、清志郎にしては珍しくかなり抑えた感じのボーカルであまり目立っていない。
ま、この曲調でシャウトはないよなという気もするが。
ということで、清志郎だけを期待しちゃうとちょっと肩すかしってな感じになってしまうかも、なアルバムだった。
だがしかし、このアルバム、そのものが良かった。
もちろん先述の「今日の僕は」もいいんだけど、アルバム全体を通して、とっても気持ちがいい。
ロックてな感じじゃない。
ここで名前を出すのもなんだが、Harryのアルバムとは対極にあるような感じだ。
でも、甘いだけじゃなく、軽いだけでもない。いい感じのアルバムだった。
で、最初にぼおっと聴いていたときに、おっ!と思った1曲が「明日の空」だった。
ホンキートンクな曲調に、ソウルフルなコーラスがフューチャーされていて、実は、このボーカルが清志郎だと一瞬思ってしまった。
歌詞に「雨上がりの夜空に」というフレーズもあったりして。
この曲はいつ書かれたんだろうな。
すごくいい曲だと思う。歌詞もメロディーも。
そして、このコーラスの主はハナレグミだった。
でもって、もう一つ。
アルバムのなかの半分くらいの曲のドラムに宮川剛君が参加していた。
私、宮川君、好きなのでちょっと嬉しかった。
にしても、「Rainbow Magic」ホントにいいアルバムだと思う。
