三宅伸治デビュー20周年記念LIVE「BACKしよう」@SHIBUYA-AX その1

先日(9月22日)、SHIBUYA-AXで行われた三宅伸治デビュー20周年記念LIVE「BACKしよう」に行って来ました。会場であるSHIBUYA-AXにはフロア全面に椅子が敷き詰められ、なかなか珍しい光景でした。三宅さんの20周年記念ライブ、総勢41名の出演者(三宅さんMC)というすげーライブでした。
まずはライブの概観。
ステージの後方には20年前と現在の三宅さんのパネルが飾られてます。どちらもおおくぼさんの撮影とのこと。ライブは三宅さんがほとんど舞台に出ずっぱりで、豪華なゲストが代わる代わる1曲〜3曲ってな感じで進行します。6時10分くらいから始まって第一部が1時間強、10分くらいの休憩を挟んで第二部も1時間強、これで本編終了。2回のアンコールが1時間弱。合計4時間弱という長丁場のライブでした。
そして。
そのライブがすごい良かったのでした。いや、ほんとに良くて、感動、興奮、夢のようでした。三宅さんはちょっと緊張した様子もみられましたが、御自身がメインのときも、そうじゃないときも常にカッコよくて、イベントにありがちなセッティングのときの妙な間もほとんど感じられない進行で、まったく飽きなかったです。飽きないなんてもんじゃないですね。4時間がほんとにあっという間でした。
そして、そして。
アンコール。Nice Middle with New Blue Day Horns(ドラムが新井田耕造) with 仲井戸麗市というなんだか昨年の夏あたりに聞いたことがあるメンツ。
清志郎の登場でした。文字にするとどんな風に書こうとあの場の雰囲気を、私の気持ちをうまく伝えるのは不可能ってもんです。もう、感動、興奮、感激、涙、笑顔、こんなとこでしょうか。とにかく、最高でした。三宅伸治、忌野清志郎、仲井戸麗市、この3人が同じ舞台にいるのです。最高です。
ここから時系列に、手短に(といっても長くなるだろーな)ライブの感想を。
6時10分過ぎ、MOJO CLUBのデビュー曲「BACKしよう」に乗っかって、三宅さんが一人で舞台に登場しました。さすがに緊張してそうな雰囲気で、時折、胸あたりを手で押さえていたのが印象に残ってます。今日のライブはすげーぞー、感謝してますみたいなMCからBLACK BOTTOM BRASS BANDを呼び込みます。BLACK BOTTOM BRASS BANDは客席後方から登場でした。あ、そういえば、今思い出しましたが、いつもいるばかでかいHornがなかったような気がする。ともかく、客席大盛り上がりのなか、ステージまで練り歩きます。で、そのお祭り的インストが終わってから「月がかっこいい」。アルバム「つづく」バージョンです。ニュー・オリンズ・ビートがなんともカッコいーです。三宅さんって、声の調子が悪い時っていまだ見たことないんですが、今日も最高に声が出てます。コーラスで三宅バンドが加わってたかな。
続いて、三宅伸治バンドの紹介。このあと、第一部は、ほとんど三宅伸治バンドがバックでした。あぁそういえば、SAXのNAOHちゃん。アフロのようなカツラですごかったです、可愛いけど。で、ブルース(「Mannish Boy」だったか)に乗っかって山田武郎(イナズマ戦隊)、高木克が登場、そして「ギター・マン」。音が厚いです。ギター・マンなんですが、スイマセン、CDでもそうだったんですが、この曲のHorn、渡辺隆雄のトランペットのほうが印象に残ってたりします。あと、山本シャブちゃんが、あの執事姿で、すごいいいタイミングで舞台に出て来て歌のセリフを言ったんだよな。そう、シャブちゃんはライブが始まる前にも執事姿でギターのセッティングをしてました。その姿を見た時に、あぁ今日はマント姿で登場するバンドマンがいるんだーなんて思ったんだ。まだまだその時は「清志郎」と確信できませんでしたが。舞台には清志郎のステージ独特のフィギュア(でいいのか?)やOrange(ギターアンプ)もなかったし。
と、ライブに戻ります。山田武郎は舞台を去って、アナム&マキの登場、「風の行き先」です。私、今、一押しのアナマキでしたが、少々気合いがからまってた感もあったかなー。いや良かったんですけど、もっともっといいはずだぞーってな気もしてました。ボーカルはいつものごとくパンチがあったんですけど、もっとギターで魅せてほしかったなぁ。いやいや、良かったんですが。
続いて、友部正人。個人的に気にはなってるけど、なかなかその音楽を聴く機会がない人です。こういうイベントで観ると、いいんですよね。ということで今日もその独特の朴訥とした感じ、それでいて力強い歌は素敵でした。三宅さんやマーシーが尊敬してる(たぶん)っつうのも思いっきり納得です。演奏された曲は三宅バンドをバックにアルバム「つづく」に収録されている「雨の降る日には」と、友部さんと三宅さんだけで「一本道」。
雰囲気ががらっと変わって中ノ森BAND。三宅さん、アイドルバンドじゃないロックバンドだって言ってたけど、うーん、そうなのか。ボーカルの娘がすごく緊張してたみたいだけど、歌いだしてからは奔放でした。ヒロト作詞作曲、三宅さんプロデュースという新曲「イソブラボー」。ノリのいい面白い曲で、ハープを吹いたりがんばってました。けど、やっぱ、ちょっと浮いてたように感じたのは私だけ?
そして、三宅伸治バンドがステージに戻ってきて、ゲストは大西ユカリ。私、初めて観たんですけど、すげー面白い、迫力ある、歌うまい方でした。流れるように、というかまったく途切れることないMCがほんと面白かったなー。三宅さんの後方のパネルとかNAOHちゃんの髪型(この日はユカリさんもアフロみたいなカツラ?でした)とかをネタにしゃべるしゃべる。関西文化なのかなー。会場大爆笑。で、そのMCの続きの様に歌いだされた「Happy Days」。前伴奏(て言う?)なしでまったく音程外さないのってすげーなと素直に感動。もちろん出だしだけじゃなくて、説得力あるボーカルとシャウトは凄いです。会場大盛り上がり。
さらにユカリさんが関西からのもう一人のゲストを呼び込みます。木村充揮です。この二人の掛け合いがまた楽しくて、内容忘れちゃったけど。木村さん可愛いよなぁ。歌われた曲は、昨年発売されたお二人のデュエットソング「それから」。ユカリさんはこれでステージを去っていきました。あぁ三宅バンドも去っていったか。
三宅さんのMCで、次の曲で第一部が終了と知りました。
その第一部のフィナーレが、梅津さんのクラリネット(?)と厚見さんのキーボードによる、木村さんと三宅さんの「びんぼうワルツ」。ステージは、確か、青いスポットライトが4人の頭上に照らされてるだけで、とっても奇麗でした。CDでもそうなんですけど、この曲の木村さんのボーカルがいいんですよね。特にエンディング。「ずっと ずっと ずっと ずっと・・・」そして「伸ちゃん、おめでとう!」。感動でした。第一部のフィナーレにふさわしい名演だったと思います。
と、ここまでで第一部。
楽しくて、興奮して、感動して、涙してと、これだけでも素晴らしいライブだったんですが、まだまだ続きます。
10分くらいのインターバルを経て第二部の始まり。Johnny Winterの「Mojo Boogie」(たぶん)に乗っかって、MOJO CLUBの面々がステージに登場。徐に三宅さんがギターをブギーを弾き始めます。曲はもちろん「ブギ・ナイト」。カッコいー!なんだかわかんないけど最高にカッコいー。会場大盛り上がりです。1曲目からこれかよーって思いましたよ。第二部はアッパーな曲の連荘か〜?曲が終わって、MOJO CLUBがステージを去っていくときに、会場からアンコールの声が上がったほど盛り上がりました。「杉山章二丸の足が立たないから(笑)」ということで、次のゲストが高井戸、アッパーな曲は続きませんでした。
高井戸は竹中直人と藤原ヒロシのアコギユニットです。よくは知らないのですが、古井戸のカバーしか演らないのかな?竹中直人ですが、この日はほぼまったくギャグなしで、まずはポエトリーリーディングから始まり、「ポスターカラー」と「ラブソング」。この日のライブで私が椅子に座ったのは、この高井戸のときだけでした。もちろん、高井戸がよくないってわけじゃないです。古井戸っていうか、Chaboの曲っていいよなーと、竹中さんの歌でぐぐっときました。さらに、「ラブソング」のときの竹中さんの口笛。これはホント驚きです。とってもうまくて、奇麗で、感動。もしかして、あれだけ奇麗な口笛を生で聴いたのは初めてかもしれません。そういえば、竹中さんって口笛のCDを昔出したよなーなんて思ったりもしました。
あぁ、それと、この高井戸のときは、三宅さんはステージを降りてました。三宅さんがステージにいなかったのは、たぶん、このときだけです。
ステージに戻ってきた三宅さんが、お一人で「君が降りてきた夏」を弾き語りで演りました。これもまたいい曲です。好きだなぁ。
弾き語り3連発のあと、三宅さんが石田長生、藤井裕、新井田耕造をステージに呼び込みます。この面子もさりげなく凄いよなぁ。あ、そういえば、私、生コーちゃんは去年の三宅さんのEvery Wednesday以来だ。あの日のゲストがコーちゃんと清志郎だったんだ。そして、あの日から、って話はやめとこう。
繰り出された曲は、最高に楽しい「IKO IKO」。石やんのギターも凄いですけど、このリズム隊ってなんか下半身にずんずんきたなー。ドラムってまったくわかんないんですけど、コーちゃんってやっぱり凄いような気がする。
そして、この面子にLEYONAが加わります。LEYONAは「IKO IKO」を口ずさみつつの登場で最後に「伸ちゃんおめでとう」で締るという粋な感じでした。演奏された曲は「So-So」。これがまたすっごく良くて。アルバム「つづく」のなかでも3本の指に入るくらいお気に入りなんですが、アルバム以上の感動でした。この面子はこれでステージを去っていきましたが、もうちょっとLEYONAが聴きたかったかも。
ステージに登場したのは、GO!GO!7188。演奏されたのは、アルバム「つづく」と同様に「寂しい人」です。これまた、アルバム「つづく」のなかでも3本の指に入るくらいお気に入りなんですが、アルバム以上の興奮でした。って、さっきとほとんど同じ感想なんですが、この曲のこのアレンジってやっぱちょっと衝撃です。
そして、三宅さんがステージに一人残り、ギターを弾きながら次のゲストの方について語り始めます。話したのは出会いのこととかだったかな、もう客席は沸き始め、「仲井戸麗市、Chaboさん!」で爆発。で、Chaboの登場。
Chaboから、三宅さんとの出会いの話がありました。これがまた感動で。中学生の伸ちゃんが古井戸のライブのあと、(呼んでもないのに)ホテルにやってきてビール瓶の口で作ったボトルネックを持って来たそうです。聞いたことがあるような気もしましたが、実際にChaboが語ると私もそこに居たような気分になっちゃったりして。このお二人にとっては、20周年どころじゃないんだよな。そのホテルか楽屋での出会いから今日の日を想像できた人はいるんだろうか。凄い世界です。なんだかもうロック界の伝説といっても過言じゃないんじゃない?
とライブに戻ります。そんなMCから流れるように演奏された曲は「Walking by Myself」。思いっきり土臭いブルース。Chaboのスライド。そして、歌詞は、伸ちゃんに向けた歌になってました。
続いては、アルバム「つづく」のなかから「一日」。アルバムと同様にたつのすけがキーボードに入ります。そのキーボードによるリズムがちょっとキツいかなと思いましたが、3人での「一日」、良かったです。Chaboはここでもスライドが印象に残ってます。
さらに三宅さんが呼び込んだのは、Nice Middle with New Blue Day Horns!中村きたろうです。梅津さんです。片山さんです。ドラムは新井田耕造、コーちゃんです。歌われたのは「Forever Young」。アルバム「つづく」のレゲエ・アレンジでした。そして、本編最後の曲「シュー」。最高のR&Rナンバーです。三宅さんは途中の間奏で、シャブちゃんの肩車でAXの客席練り歩き。何にも言うことないですね。カッコいーです。興奮です。この時間がいつまでも続けばいいのに。だがしかし、大盛り上がりのなか、本編終了となりました。
そして、そして、怒濤のアンコールに突入。
するのですが、あまりに長くなりすぎてるような気がするので、続きはその2にすることとします。