日暮らし/宮部みゆき

日暮らし/宮部みゆき日暮らし/宮部みゆき
待望の最新時代小説、たっぷり上下巻で登場。多くの者の運命を大きく変えた女・葵が殺された。殺したのはーー本当にあいつなのか?ぼんくら同心・平四郎、超美形少年・弓之助が、ついに湊屋の真実に迫る!
Amazon
久しぶりに長編を読みました。「日暮らし」は、宮部みゆきの「ぼんくら」の続編といってもよい時代小説です。というか、「ぼんくら」を読んでいないと面白みも半減、私はすっかり「ぼんくら」のお話を忘れてたので、傍らに置いて、斜め読みしつつこの「日暮らし」を読みました。
それにしても、面白い。お話の進め方といい、それぞれのキャラクターが小説のなかで自由奔放に描かれているのはさすがです。短編が2つ、3つあって、それが本編に繋がり、最後は収まるところに収まる、まさに大団円という推理小説としてもお手本のような感じ。
犯人の殺人の動機がちょっと弱いような気がして、そこが残念といえば残念。だけど、読後感は爽やかだし、なんていうか、押し付けがましくない前向きさ、ひたむきさというのは読んでいてキモチがいーです。

カテゴリーBOOK