5 Centimeters per Second | |
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Makoto Shinkai | 2007 |
★★★★ |
Three moments in Takaki’s life: his relationship with Akari and their forced separation; his friendship with Kanae, who is secretly in love with him; the demands and disappointments of adulthood, an unhappy life in a cold city.
The Movie Database
映画「秒速5センチメートル」を観ました。
新海誠監督の2007年公開の短編アニメーションです。って、この映画もぜんぜん知らなかったなー。と、Wikipediaを見たところ、海外の映画祭で賞を受賞してたり、DVD/BDなどもヒットしてたりして、そうだったのかーという感じ。
そんな「秒速5センチメートル」、短編3話の連作という映画でした。登場人物の小学生から社会人になるまでの歳月を描いた物語です。それぞれけっこう面白かった。新海誠監督の特徴なんでしょうか、背景とか綺麗でリアリティがあって。
が、物語が、いまひとつピンとこなかったかな。面白いんですが、入り込めないというか。Wikipediaには「良くも悪くも、感情移入できるか否かで評価の分かれる作品」という記載がありましたが、そういうことなのかしらん。感情移入ができないタイプの映画であることは確かかも。ちょっと上っ面っぽいような気がして。
とはいえ、たしかに面白いよなー。山崎まさよし、そんなに好きじゃなくてぜんぜん聴かないんですが、ラストに流れる「One more time, One more chance」が映像とすごく合ってるなーとか。この曲を膨らませて映画のストーリーを組み立てたんじゃないかしらん、とか思ったり。という映画でした。
そうだ。映画のエンディングというか、終わり方で、【「ひたすら悲しかった」「ショックで座席を立てなかった」という感想がすごく多く】とありました(Wikipedia)が、私はそうは思わなかったな。貴樹も笑顔になってたし(たぶん)。明里も幸せそうだったしね。ハッピーエンドで爽やかに感じました。