感動/齋藤陽道


感動/齋藤陽道(Amazon)
昨日に引き続き、齋藤陽道さんです。
写真集、「感動」。
写真集としては、これしかまだ発売されていないのかな。
いいです。すばらしい。
風景とか、赤ん坊とか、犬とかおばあさん、おじいさん。
その他、被写体はたくさん。
やっぱり何気ない感じの写真が多くて、その何気ない写真が好きです。
何気ないといっても、人の表情がいいんだな。
なんというか、いきいきしてるってのとはちょっと違うような気がする。
とにかく楽しいってのともかなり違うような気がする。
どちらかと言うと、厳しい局面を乗り越えたあとの強さのようなものを感じます。
どちらかと言うと、ですけど。
マイノリティも感じます。
違うかもしれません。
その言葉で括っちゃうのは危険なような気もしますが、とりあえず、マイノリティとしちゃいます。
そのマイノリティであることへの誇りも感じます。
ちょっと違うな。
誇り、じゃなくて、別に大きな違いなんてないんだよと柔らかく言われているような。
そんな感じかな。
それもごくごく自然に。
と、思ったことをツラツラ書いてますが、写真展で感じたキラキラ感はこの写真集にもあります。
例えば、夜景とかのキラキラ感じゃなくて。
  頭の上には ただ空があるだけ
そんな感じ。
すばらしい写真集でした。

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