プリンセス・トヨトミ/万城目学


このことは誰も知らない―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。 (Amazon)
超久々に長編小説を読みました。
10日くらいかかっちゃったかなー。
今回は、長編では初のiPhoneによる電子書籍です。
で、「プリンセス・トヨトミ」。鴨川ホルモーの万城目学です。
お話は、大阪国を巡る攻防、でしょうか、ひとことで言うと。
荒唐無稽な小説です。
でも、よかったなー。
面白かったです。
キャラが立ってるっていうんでしょうか。
登場人物が生き生きしていて、荒唐無稽なファンタジーな展開もなんだかホントにあったらいいなーと思うような。
大阪のプライド、というか、東あるいはお上に対するスタンスもオモシロイし。
まったく関係ないんですが、井上ひさし「ブンとフン」の国民すべて泥棒化?が頭によぎりました。
とはいえ。
ちょっと期待しすぎたかな、肩透かし食らったかなって感じもありました。
この奇妙な設定は、この先、どっかで生きてくるんだろうなーと思ったら、それほどの伏線でもなかったり。
あるいは、展開がなんとなく読めちゃったかなというか。
いや、なるほどーと思うところも多々あるんですけど。
Amazonのカスタマーレビューに「ちょっと気合い入りすぎ」って表現を見つけたんですが、確かに、そんな印象あるかも、です。
だがしかし。
単純に面白い、かな、やっぱり。
会計検査院のメンバーは魅力的だし、彼らを主人公にした物語を書いてくれたら、また読みたいと思うし。
今度は、映画化された「プリンセス・トヨトミ」を観てみたいなーと思います。

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