清志郎のニューアルバム「Baby#1」を聴き始めてから2週間が経った。
タイトルチューンである「Baby#1」を聴いてからは概ね40日が経った。
この間、まさに「Baby#1」漬けの毎日だった。今もそうだ。
凄まじい勢いで聴きまくってる。
さすがにこんな体験は初めてだ。
なぜこれほどまでにこのアルバムに惹きつけられるのか。
この年のこの時に、清志郎のニューアルバムが聴ける。
こんな理由だけでも十分なような気もするが、やっぱりそんなことはないだろう。
このアルバムを2年前の今日聴いたとしても、同じように夢中になれる、そんな気がする。
ジャケットがいい。
清志郎の写真がスゴクいい。
一筋縄ではいかない、ただカッコいーだけではない魅力が溢れてる。
清志郎の声がいい。
いつものことだけど、最近の作品にはない、いい意味での若さがある。
いかにも生意気そうな声だ。引きつけられる。
最近の作品と比べて説得力はないかもしれないが、どうしても聴かずにはいられないパワーがある。
まるでステージ上の清志郎みたいだ。
アレンジがいい。
これはホントにいい。
スゴクいい。何より好みだ。これは大きい。すごく大きい。
キラキラしてる。
なんだそれ?って我ながら思うが、数日前に頭に浮かんだこの「キラキラ」が自分の中では一番シックリくる。
清志郎がプロデュースしたら、たぶん、こういう音にはなっていなかっただろうとも思う。
きっと、もっと暗くなっているだろう。いい意味で。
「それはやっぱり僕がギター弾いてる曲が多いんで、暗いんだと思います」
「殆どの曲で僕がギターを弾いてしまったんで、やっぱり本物のブルースが出ちゃったかなっていう懸念はありますよね」
渋谷陽一によるインタビューで、アルバム「コブラの悩み」について清志郎はこんな風に答えている。
どこまで本気なのかさっぱりわからないけど、なんとなく納得できる。
そういう意味では、清志郎自身はこういうアレンジは気に入らないかもしれない。
でも、いいのだ。私にはいいのだ。
どの曲も嬉しい驚きでいっぱいなのだ。
ホーンやコーラス、ギターの入り方がものスゴク絶妙なのだ。
これはきっとZAKさんの力によるところが大きいんだろう。きっと、たぶん。
でもって、すべてのホーンは後から被せたもののようなので、梅津さんのパワーも全開!って感じなんだろう。きっと、たぶん。
Chaboのギターもすごいし、金子マリや竜平ちゃんのコーラスも素晴らしい。
何より素晴らしいのは、清志郎のボーカルとのコンビネーション。
まるでひとつのスタジオでせーのでセッションしているような、そんな感じだ。どの曲も。
これは奇跡だ。
あまり大げさには言いたくないが、奇跡、といってもいいんじゃないか。
そんな気がする。
そして、この奇跡は、「Baby#1」の製作に関わった方々の「思い」の結果ではないか。
そんな気がする。
「Baby#1」を聴くことができて、ホントに嬉しい。
幸せなのだ。
