HARRY LIVE 2009@SHIBUYA-AXに行ってきた。
開演5分前に会場に入り、落ちついたのが客席前のほうのなかの後方中央。
超満員とはいえないお客さん、それでも寂しいって感じでもない。
18時ちょうどくらいにHarryとドラムスのKAZU登場。
ステージはシンプルそのもの。でもいつもと同じ。
ドラムスのKAZU。ぜんぜん知らない方だったが、タイトなドラムがカッコよかった。
ロックンローラーって佇まいがぜんぜんないのがいい感じ。
Harryは髪を短く切って、ちょっとパンキッシュな雰囲気。
いつもと同じようでちょっと違う。
さて、衝撃のニューアルバム「狼煙」発売後のライブ。
一発目は「Fool’s Gold Rush」、そして「狼煙」。
あとは次々とニューアルバムからの曲が繰り出された。
たぶん12曲目から4曲カバーが続いた。
The Doors「People Are Strange」
The Beatles「Rain」と思ったけど「I’m Only Sleeping」か
The Rolling Stones「Pain In My Heart」、「Walking The Dog」
そしてまた新曲の嵐。
Harryの声はドスが効いていて怖いくらい。
甘さがまったくない。
ギターはいつものごとくキレがよくてとってもカッコいー。
ベースがないのに、音が厚い。
まったく気にならない。というか、音圧に圧倒される。
Harryは昨年のステージとはまったく違って、お客さんをほとんどまったく寄せ付けない。
MCもほとんどなし。
笑顔もほとんどなし。
昔のSlidersのビデオでは鋭いナイフのようなHarryを感じたりもしたが、今夜のHarryは鉈でぶった切る感じだ。
あっという間にラストになった。
本編最後は「24Hours」。
これはちょっと意外だった。
そしてアンコール、「Old Black Man」。
アルバムの中では意味が解る曲だ。
この曲ではドラムもなく、Harry一人だけだった。良かった。
結局、全24曲(たぶん)。アルバム「狼煙」の曲は全て演奏された。
しかし、Harryがあのようなアルバムを出し、このようなステージを繰り広げるとは。
ここ数年のHarryの姿からは想像もできなかった。
機嫌よく、お客さんとの距離を縮めてきたようにみえたHarry。
一気に遠いところに行ってしまった感じだった。
とはいえ、Harryのロックはやっぱりカッコいー。
これからHarryが何処に行こうとしているのか、まったくわからない。
でも、私は今日のステージも楽しめた。
考えてみると、Harryは今までも不安定だった。
その不安定さがまた魅力的に感じる。
まだまだHarryからは目が離せない。
にしても、今、部屋の中で流れている「Old Black Man」。
ステージでも良かったけど、いい歌だと思う。
