仲井戸”CHABO”麗市 58thバースディライブに行ってきました。
SHIBUYA-AXはいつ以来だろう。忘れてしまうくらい久しぶりかもです。
競宴は泉谷しげるにエレファントカシマシ。本格的な音楽活動に復帰した泉谷しげるが楽しみでした。
今回、会場がSHIBUYA-AXでしたが、席が指定されていました。
なもんで、17時開場、18時開演のところ、毎度毎度のギリギリ時間、開演10分前くらいに会場に到着しました。
会場はすでに薄暗く、自らの席を確かめるのがちょっと大変なくらい。
私の席は1階7列目くらいのほぼ中央。かなり良い席です。なにしろCHABOのライブ、椅子席であることに感謝です。
お客さんは、これまたCHABOのMCでありました(いつも言ってるのかな)が、年齢層高め、男女比7:3くらいでしょうか。野郎共の競宴だからか、なんとなく男性客が目立っていたような気がします。
で、何やら軽やかなクラシックのような曲が流れて開演。
想像通り、まずはCHABOと泉谷しげるのお二人が登場。CHABOは薄いオレンジ色っぽいセーター姿。泉谷しげるとのユニット名が「セーターズ」というらしく、セーターを着てこなかった泉谷に文句言ってました。
泉谷は先日のオールナイトライブの影響か、かなり声が嗄れてましたが、CHABOとのMCは37年?の歴史をひしひしと感じる面白いものでした。
セーターズでの曲はアコギ2本で泉谷の曲を中心に5曲くらいだったかな。
泉谷の曲は知らない曲もありました。
印象深かったのが、泉谷が曲というかアレンジを覚えていないこと。
わざとなのかもしれませんが、2回くらいは出だしをとちってたり、曲が始まる前にCHABOがリズムを教えてたり、曲中もちょっと心配そうに泉谷の後ろに回ったりしてました。CHABO、優しいです。途中、「帰る!」というMCもありましたが。
泉谷の「練習は嫌いだ」、CHABOの「俺は本番が嫌いだ」というMCも笑えました。
CHABOのギターは相変わらず素晴らしかったです。
そんなこんなの楽しいお二人のセッションでした。
と、これだけでもなんなんで、もう少し書きます。
途中、泉谷がCHABOの「ホームタウン」を歌いました。「ホームタウン」大好きなので嬉しかったです。、、、が、できればCHABOのボーカルで聴きたかったかも。
いや、泉谷のボーカルも悪くなかったですけど。新鮮だったし。
あと、泉谷の「春のからっ風」。これは良かったなぁ。
MCではかなりの掠れ声なのに、歌になると掠れながらも高音がしっかり出てるのはさすがでした。
そして、CHABOが「若手のバンド」にきてもらったということでエレファントカシマシの登場となりました。
エレカシが若手かーと思ってたら、宮本さんもMCで苦笑してましたね。
エレカシは一発目の「今宵の月のように」を筆頭に、ライブでもお馴染みの曲ばかりの選曲でとっても楽しめました。順不同で「悲しみの果て」、「さよならパーティー」、「笑顔の未来へ」、新曲の「新しい季節へキミと」、「俺たちの明日」、ラストが「ガストロンジャー」ってな感じでしょうか。
何より嬉しかったのが、宮本さんのMC。
CHABO、清志郎(RC)、それに泉谷をリスペクトしてるのをとっても感じました。
日本の音楽史の層は厚いぜ、最高だぜ!って。
あと、凄い緊張してるってけっこう連発してましたね。
でもって、中盤にはなんとRCのカバーを披露!
これはほんとに驚きでした。
演奏されたのは、まずは「よそ者」。
これが良かったのです。今回のライブで初めて鳥肌立ちましたよ。
私は「よそ者」って、大大大好きってほどの曲でもないんですが、エレカシの「よそ者」良かったなぁ。
曲の中頃までは宮本さんの弾き語りのように進んで、間奏からバンドでって感じのアレンジだったかな。
間奏のあのCHABOの印象的なギターソロも完コピって感じでした。いやー良かった。
その後には、「チャンスは今夜」。これも良かったんですが、かなりのショートバージョンでちょっと残念。
宮本さんももっと長く演れば良かったって言ってました。
それにしても、数あるRCの曲の中でも、CHABOの曲を持ってくるところはさすがですって当たり前か。MCでもCHABOの「セルフポートレイト」の歌詞を壁に貼ってたとか言ってたかな。
泉谷のカバーも演りました。
私の知らない曲で、泉谷2枚目のアルバムからと言ってたかな。
宮本さんの曲と言ってもいいような、そんな気もしました。
と、最高のエレカシのステージだったのですが、この後、CHABOや泉谷との絡みがなかったのが残念でした。CHABOのギターで宮本さんのボーカルって観たかったな。
それにしても、宮本さんのボーカル、凄いです。説得力あります。
だがしかし、続いて登場の「泉谷しげる&ロードオブライブ」、エレカシにはとっても失礼なんですが、「若手のエレカシ」というMCをまじまじと実感させられました。
いやー、カッコいーバンドでした。
ギター藤沼伸一が凄いのはもちろん、ドラム、ベースのリズム隊がキレ味バツグンってな感じがしました。
演奏されたのは一発目が最新アルバムから「業火」。そして「すべて時代のせいにして」。
いやー、カッコいー。
本格的に音楽に復帰とCHABOが嬉しそうに言ってましたが、泉谷、凄いです。
驚きました。才能ある人だとは思ってましたが、これほど凄いとは。
以前観た「泉谷・忌野スパイスマーケット」のときよりも全然良かったです。
盛り上げ方もうまいし。
うーん、エレカシが若手って、頷いちゃうなぁって感じでした。
ホントに凄かったです。
他には超テンポの早いアコギが超カッコよかった「野良犬」。
泉谷しげる with LOOSERの時よりもカッコいいぞーと思った「褐色のセールスマン」、「眠れない夜」、「春夏秋冬」、そしてラストが「時よ止まれ 君は美しい!」。
アルバムで聴いた時にはスパイスマーケットのほうが良かったなーと思った「時よ止まれ 君は美しい!」ですが、ライブではそんなことも思わず、これまた良かったのです。
最後にはそれまでずうっと座っていたお客さん(エレカシのときも座ってた)を強制的に立たせて、泉谷に叱られつつ強制的にコーラスさせられました。無理矢理に歌ってこそ感動が生まれると言われました。ともかく盛り上がりました。楽しかったです。
この曲だけで10分以上演ってたかもです。
と、すげーな泉谷〜の次がCHABO BAND。
すっかり泉谷にもってかれちゃったかなーとちょっと心配してましたが、そんなことはありませんでした。
いやー、CHABO、これまた凄かった。
一発目はなんだろう、即興的な感じの今日のライブの紹介のような歌だったかな。
CHABOのギターはもちろん、早川岳晴B、河村“カースケ”智康Ds、たつのすけKeyというメンバー、凄腕揃いです。
「Sha-La-La」に続いては、「高校のとき演ってた曲」とういことで、すげー驚きの「Time is on my side」でした。日本語まじりの「Time is on my side」。良かったなぁ。
ミック・ジャガーのシャウトの部分、ここもキマってました。凄いな、CHABO。
途中、泉谷、エレカシのカバーも披露されました。
泉谷のカバーは「流れゆく君へ」。エレカシのカバーは「冬の朝」。
どちらも演奏に入る前に、詩の一節をCHABOが読んでからって構成でした。
「冬の朝」はとっても難しい曲だ、別の曲だと思ってくれというようなことをCHABOが言ってましたが、私、この曲覚えてなかったのでフツウにいい曲だーなどと思ってました。ラストのギターソロ、スライドがまた凄く良くて。
「流れゆく君へ」は、CHABOは泉谷の曲の中でNo.3に入るとか言ってたような気がしますが、私も大好きな曲でした。けっこうこれも難しい曲のような気がするのですが、CHABOのボーカルがとても良かったです。
さて、次に披露されたのが問題?の「花園神社」。CHABOはこのバンドじゃなきゃ演れない曲と言ってましたが、私はかなり苦手なのです。すっごくヘビーです。シュールでアバンギャルドで重たい。
照明も一気に赤を基調にしたものに変わって、ヘビーさを増長させます。
苦手なんだけど目を離せないんだよなぁ。もの凄い緊張感で。
だがだがしかし、できればもう少し軽い曲が聴きたかったというのが正直な感想です。
間髪入れずの「早く帰りたい」。大好きな曲なんですが、「花園神社」を引きずっちゃったかな〜、私自身は。たぶん、この2曲だけで20分は演ってたと思います。
いやー、重かった。濃かった。CHABOらしいといえば、そのとおりのような気もしますが。
その重さを一掃したのが次の曲。
「昔友達と一緒に作った曲」
「今日は俺の歌でガマンしてくれ」
もちろん「雨あがりの夜空に」でした。
ここでお客さんも総立ち。大盛り上がりでした。
で、驚きはそのアレンジ。
間奏の途中、ブレイクして、聴き慣れたフレーズが聴こえてきました。
おー、「スローバラード」だぁ!
CHABOのボーカルの「スローバラード」なんて初めて聴いたぞ。全部は歌いませんでしたが。
「悪い予感のかけらもないさ」
そして再び「雨あがり〜」に。いやー、最高でした。泣けました。
年齢層も高いことだし(CHABO談)ということで、またお客さんを座らせて、ラストは「ガルシアの風」でした。ちょっとレゲエ風味だったような。もともとそんなアレンジだったか、ともあれ良かったです。
ああ どうにもならぬ事など 何もないのさ
ああ どうしようもない事など 何ひとつないのさ
アンコールはCHABO BANDに泉谷、藤沼伸一が加わって「翼なき野郎ども」。
宮本さんがいなかったのは残念だけど、大盛り上がりのうちに大団円ってな感じでした。
最高でした。
という、「野郎共の競宴!!!@SHIBUYA-AX/CHABO BAND × 泉谷しげる&ロードオブライブ × エレファントカシマシ」(長っ)ライブでした。
それぞれ持ち味を出し切ったとっても濃いライブだったと思います。
それにしても、しつこいですが泉谷しげるは凄かった。単独ライブも観てみたくなりました。
エレカシが若手かー、しつこいですがちょっと頷いちゃうようなCHABOと泉谷でした。
いいもの観たなー。
会場を出て時計を見ると21時30分。
2時間30分しか演らなかったんだ〜と一瞬思いましたが、3時間30分でした。
それほど時間の長さが気にならなかったライブだったのです。
