映画「告白」

Confessions
Tetsuya Nakashima 2010
★★★★

とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は幕を開けた。(The Movie Database

映画「告白」を観ました。2010年公開、中島哲也監督、松たか子主演の映画です。私は、公開当時、映画館で観て以来、これで4回目くらいかなー。すごく好きな映画です。

ちょっとショボい感じの映像があったり、なんとなく気になるところがないわけじゃないですが、なんだか勢いが凄いです。テンポがいいし、ストーリーも面白い。最初から最後まで、息もつかせず、って感じ。

なにしろ、松たか子、凄いです。すばらしい。と、褒めてばかりですが、私が好きなのは、ホントのラストシーン、松たか子による「なーんてね」の台詞です。この数秒でがつーんとやられました。って人、多いだろうなー。そこそこの数の映画を観てると思うのですが、このラスト数秒のインパクトは、もしかして「告白」が一番かもしれません。てなくらいの衝撃でした。

で、さっき気がついたのですが、この映画のポスター。松たか子の眼に、娘が殺される場面(だと思う)が写っていることに気がつきました。こわいねー。