映画「ウォッチメン」

映画「ウォッチメン」

Watchmen
Zack Snyder 2009
★★

ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機など、世界で起きた数々の事件を見守ってきたヒーローたち“ウォッチメン”。しかし、かつてウォッチメンだった男の一人が暗殺される事態が発生。殺害現場には、血のついたスマイル・バッジが残されていた。(The Movie Database

映画「ウォッチメン」を観ました。アメコミの映画化、のようで、数週間前に観たのですが、ぜーんぜん覚えてない始末。Wikipediaとか読んで、ようやくなんとなく思い出しました。

ぜんぜん覚えてないくらいなので、やはり、いまひとつの印象のこの映画。映像とかすごいし、ジミヘンが流れたり、大作ってな雰囲気に溢れてました。だがしかし、ストーリーというか、背景というかが好みじゃないのかな。いまひとつ盛り上がらないまま終わってしまった感があります。

もともと、アメコミの世界観ってどうも馴染めないというのもあります。ウォッチメンは、終始、重苦しい空気で暗いので、それなりに面白さを感じてもよかったような気もしますが、どうにもこうにも。Dr. マンハッタンの強さがずば抜けてて、彼一人いればいいんじゃないの、とか思っちゃったりして。という映画でした。

映画「スマホを落としただけなのに」

映画「スマホを落としただけなのに」

Stolen Identity
Hideo Nakata 2018
★★★

派遣社員・稲葉麻美(北川景子)の恋人が、スマートフォンを落としてしまう。そのことを知らずに恋人に電話をかけた彼女は、「あなたが稲葉麻美さんだってことは、分かりますよ」と見知らぬ男から電話越しに言われ、絶句する。拾い主の男から恋人のスマホを受け取りホッとする麻美だったが、その日から彼女の周囲で不穏な出来事が起こり始める。同じころ、山中で身元不明の女性の遺体が次々と発見され……。(The Movie Database

映画「スマホを落としただけなのに」を観ました。これまた、AmazonPrimeにあったから、です。

あまり期待もせず観たのですが、けっこう面白かったです。
気になるところがそこそこあって、どうかなーって気もしますが、なるほどーってなエンディング。

ストーリー展開とかなんとなくしっかりしてるし、テンポもいいし。だからこそ、かもしれませんが、主演の方の演技とか、犯人像があまりに安易とか、そのあたりが気になっちゃったかなー。なんとなくもっと面白い映画になりそうな題材なのに、って感じです。

映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」

映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」

Locke
Steven Knight 2014
★★★

ロサンゼルス映画批評家協会賞やイギリスのインディペンデント映画賞などで称賛された異色のサスペンス。思わぬ状況に追いやられる中、高速道路を車で走る男の胸中に漂う不安や焦燥を見つめる。監督と製作総指揮に『ハミングバード』などのスティーヴン・ナイトと『つぐない』などのジョー・ライト、主演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのトム・ハーディ。先の読めない展開に加え、車内を舞台にしたトムの一人芝居だけで物語が進む特異なスタイルが斬新。(Yahoo!映画

映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」を観ました。2013年、イギリス・アメリカの映画のようですが、これまた、私はぜんぜん知りませんでした。

で、これまたけっこう面白かった。車内で運転している男の一人芝居が延々続くという斬新な映画でした。運転シーンばっかなのですが、仕事やら家庭やらの問題がどんどん膨れ上がって、緊張が続きます。

かなりヘビーな内容で、ちょっと救いがないようなところもありますが、面白い。ちょっとググってみたら、色々な見方があって興味深かったです。で、そのなかで、この方の感想が、私が感じたところを上手く表現していたのでリンクしちゃいます。超映画批評「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」

映画「サプライズ」

映画「サプライズ」

You’re Next
Adam Wingard 2011
★★★★

『サプライズ』(原題: You’re Next)は、2011年にアメリカ合衆国で製作されたスプラッター映画。(Wikipedia

映画「サプライズ」を観ました。2011年のアメリカ映画ということですが、ぜんぜん知らなかった。たまたまAmazonPrimeで目についたってだけでした。1時間30分くらいだし、気軽な感じでいいかなと。

で、その「サプライズ」。これがけっこう面白かった。低予算ぽいなーとかB級ホラーっぽいなーとかはありますが、なんというか、尋常ではないパワーがあるというか。

次々と人が殺され、まー残虐なシーンも多いのですが、なんだか笑える。主人公的な役回りの女性がすごく強くて、ほぼ、彼女VS殺人者みたいな展開になるのですが、ほんとに彼女が強い。映画の予告編に「爽快」という文字があったと思うのですが、かなり不謹慎ながら、まさにそんな感じ。映像はそこそこグロテスクですが。

そんなこんなで、お気軽に観ていると、テンポの良いストーリーに引き込まれ、ラストにはどんでん返しのような結末も待っていたり。という、あー観てよかった、見つけてよかったと思える映画でした。

あえて言うなら、邦題の「サプライズ」はないよなー。原題「You’re Next」のままのほうが、ぜんぜんよいです。次はおまえだ。とね。

映画「羊の木」

The Scythian Lamb
Daihachi Yoshida 2018
★★

港町・魚深市の市役所職員・月末は、上司から極秘の国家的プロジェクトを任される。それは受刑者を仮釈放させ、過疎化が進む町で彼らを受け入れるというものだった。月末は6人の元受刑者を出迎え、身の回りの世話をすることになる。その一方、月末は市役所で故郷に戻った元同級生の文と再会、かつての仲間たちを加えてバンド活動を再開する。だがそんな中、港で死亡事故が発生、元受刑者の誰かが犯人なのではないかと疑われる。
The Movie Database

映画「羊の木」を観ました。これまたぜんぜん知らない映画だったのですが、Wikipediaによると、『羊の木』は、山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の漫画作品。および、それを原作とした実写映画作品。とのこと。へー!山上たつひこに、いがらしみきおか〜!漫画は、2014年、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞したらしい。

で、その「羊の木」。私にはいまひとつだったなー。なんとなく、すごく面白くなりそうな緊張感ある映像が続いてた、ような気がしたのですが、そのまま終わっちゃったというか。なんだかもったいないなー、もっと面白くなりそうな題材?のような気がするんだけど。てな感想でした。

にしても、松田龍平はドンピシャな役だったなー。散歩する侵略者もそんな感じでしたが、若い方で、こういう空気を醸し出せるのはなかなかいないような気がします。

映画「ロスト・ボディ」

The Body
Oriol Paulo 2012
★★★★

A woman’s body disappears mysteriously from the morgue without a trace. Police inspector Jaime Peña investigates the strange occurrence with the help of Álex Ulloa, the widower of the missing woman.
The Movie Database

映画「ロスト・ボディ」を観ました。Wikipediaによると、2012年のスペインのサスペンス映画で、日本では劇場未公開のようです。ふと、AmazonPrimeで見かけたので観てみたのですが、これがけっこう面白かった。

「死体安置所から女性の遺体が消えた事件と彼女の死の真相をトリッキーな展開で描いたスリラー」で、ラストは、おー!そうきたか〜、てな感じでした。全体的に重く、暗い雰囲気で、たしかに「トリッキー」が過ぎてる感はありますが、まー楽しめました。ちょっとグロテスクな描写がキツイところもあったかな。

映画「ゾンビランド」

Zombieland
Ruben Fleischer 2009
★★

Columbus has made a habit of running from what scares him. Tallahassee doesn’t have fears. If he did, he’d kick their ever-living ass. In a world overrun by zombies, these two are perfectly evolved survivors. But now, they’re about to stare down the most terrifying prospect of all: each other.
The Movie Database

映画「ゾンビランド」を観ました。
2009年のアメリカ映画、ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンなどが出演しているゾンビによる世界の終末を描いたもの、です。

ぜんぜん知らない映画だったのですが、そこそこ面白かったかなー。なんとなくB級感が満載だったような。気軽に観れて、少なくともつまらないとは思わなかったような。

とはいえ、3週間くらい前に観て、ほとんど内容を覚えていないという。いま、Wikipediaを見てたら、興行的にけっこう成功したみたい。で、続編が全米では既に公開中(2019年10月18日)、日本は11月22日に公開予定みたいです。なるほど〜。

CHABO Route69>CHABO BAND

10月5日に開催されたライブ「仲井戸”CHABO”麗市 2019 TOUR CHABO Route69」>CHABO BANDを観てきました。
場所は、EX THEATER ROPPONGIです。

私はライブ参加そのものが、そもそも久々だったのですが、チャボのライブは1年ぶりかなー、あぁ、ほぼ1年前の麗蘭ライブ以来のようです。場所は同じくEX THEATER ROPPONGI。

で、そのライブ、3時間、25曲くらい演奏されましたが、最近のチャボのライブという感じだったかなー。バンドのチャボ、エレキギターがかっこよかったです。2階席だったので、チャボの表情とかまではわかりませんが、若いよなー。68歳、69歳にはとても思えない。というかもう69歳かよ〜。

演奏された曲は、だいたいチャボのぜんぶのキャリアから選ばれてましたが、古井戸がけっこうメインでした。これはびっくり。でもって、ファーストソロアルバムの「BOOK」、セカンドソロ「絵」からは1曲もなし。私は、この2枚が、ずば抜けて好きなので、そこは残念でした。

カバーは2曲くらいだったか。ジミヘンの「Little Wing」も演りましたが、どうもあの若干大仰なアレンジがジミヘンらしくなく、とはいえ、どこかで聴いたことがあるなーというもどかしさを感じてました。で、帰宅後、調べたりなんかして、Derek and the Dominosがカバーしたアレンジだったということに気がついたり。

そんなこんなのチャボのライブ。なかなかよかったです。

映画「US」

Us
Jordan Peele 2019
★★★★

『アス』(原題: Us、英: “私たち”の意)は2019年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画である。監督はジョーダン・ピール、主演はルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、エリザベス・モス、ティム・ハイデッカーが務めている。自分たちと瓜二つの姿をした集団に遭遇した一家に起こる惨劇を描いている。
Wikipedia

久々、映画館で、映画「US」を観ました。ジョーダン・ピール監督の前作「ゲット・アウト」が面白く、今作の予告編もなんだか気になる作りだったからです。

で、その「US」。これがなかなか面白かった。ホラー的な怖さも十分あるし、物語もテンポよく面白かったです。

とはいえ、ドッペルゲンガーの正体?というか、設定そのものが、かなりぶっ飛んでるので、そこを許容できるかどうかで面白いと思えるか判断が分かれそうな映画でした。万人が受けるようなタイプではないかも、ですが、そういう映画のほうが得てして面白いかも、です。私は、微妙に、うむ~!という感じでしたが、ギリギリ許容範囲だったので楽しめました。この辺りは、前作の「ゲット・アウト」にも通じるところです。

エンターテイメントですが、主題として、なんとなく奥深い点を突いているような気もします。ラストシーンが終わったあとも、考えさせられるというか。まーとにかく面白い映画でした。

10年

Twitterを始めたのが、2009年10月3日らしい。
ちょうど10年が経ったらしい。10年前か〜。さっき、その10年前のTweetを久々に読み返してたんだけど、さすがにけっこうその場のことを覚えてる。

その数日後、10月11日には、Chaboの「I Stand Alone」があったらしい。
これまた、さすがにかなりその場のことを覚えてる。演った曲とかはほとんど忘れたんだけど、その場の空気とか。さすがに重かった。特別なライブだけど、あのような特別なライブは参加したくないし、開催されるような事態が起きてほしくない。

にしても、10年かー。