1983年 rockin’ on

1983年は前回で終りにしようと思っていたのですが、大事なものを忘れてました。
雑誌「rockin’ on」です。rockin’ onは、創刊は1972年8月とずいぶん昔ですが、私は1983年12月号から購入し始めました。12月号の表紙はKeithです。あまりかっこいー写真ではないのですが、インパクトはあります。ちなみに、rockin’ onオフィシャルサイト(rockin’ on編集部)でバックナンバーの表紙が見られます。
rockin’ onといえば、ちょっと真面目で、ちょっと危なくて、かなりシニカルな雑誌だったと思います。1983年当時、高校1年生がロックの情報を入手するには音楽雑誌くらいしかなく、ロッキンF(だったか)や、ミュージックマガジンなどもあったように思いますが、私が好んで読んでいたのはこのrockin’ onでした。ちなみに、当時280円という定価です。
rockin’ onといえば、渋谷陽一なんですが、渋谷氏のちょっとくどい文章も好きでしたね。ずいぶん影響されたと思います。渋谷氏の文章を読まなければ、ZeppelinやPrinceに興味をもたなかったかもしれないです。
で、私がrockin’ onを贔屓にしていたのは、渋谷氏の文章もさることながら、当時のrockin’ onはRCを頻繁にとりあげてくれていたからでした。数年後に発刊される「rockin’ on JAPAN」も「季刊 渋谷陽一」も創刊号から買っていましたね。これらの雑誌も清志郎やSlidersの記事が多かったです。
あと、rockin’ onは、マニアックというか新しい場を開拓するような姿勢を保ちつつ、売上拡大も狙ってるというところが好きでした。商業主義一本に走らずに、ベストセラーを目指すという姿勢は、清志郎に通じるところがあるような、そんな感じです。ちょっと褒めすぎか。
結局、15年くらいは買いつづけてたかな~。
1993年くらいからはすでに惰性だったような。
買わなくなった理由は簡単で、なんだかつまらなく感じてきてしまったんですね~。清志郎が掲載されることもなくなっちゃったし。なんでなんでしょうね。2000年以降の清志郎の活動は、けっこうはちゃめちゃで面白いと思うんだけどなー。もちろん「KING」以降の王道路線に戻ってからの勢いも凄いし。
ということで、すっかりrockin’ onは読まなくなっちゃいましたが、このところの年末年始のイベント「CountDown Japan」には、なんとなくちょっとだけ昔のrockin’ onの空気が残っているような気がしたなー。