Harry@CLUB CITTA’ 川崎

川崎までHarryを観にいってきました。CLUB CITTA’ 川崎は初めてだったのですが、天井が高く、けっこう昔からあったと思うのですがきれいで、音もよく、気に入りました。遠いけど。ただ、たまたま左右に移動するカメラの真ん前に立ってしまって、目がちらちらして参りました。
さて、肝心のHarryですが、大阪よりも先日のViewsic(新宿リキッド)よりも良かったです。声も出ていたし、バンドも良かった。Viewsicの放送では、実は、Harryのギターソロがぼろぼろに聴こえてしまって「こんなもんだったっけ」などと思ってしまったのですが、今日はよかったなー。
が!。そこそこの盛り上がり(大阪のほうがよかったな、観客は)のなか、「No Ecstasy」の演奏後、残すはラスト2曲というところで、観客の一人が「がんばれよー」というまぬけなかけ声。Harryがキレました。「どういうつもりだ。ああーん?今日は止めだ」で、バンドの連中もろとも引っ込んでしまいました。怖かったなー。特に「ああーん?」のところ。デビュー当時は、ステージ途中で怒って引っ込むなんて噂をよく聞いていましたが、あんな感じだったのでしょう。迫力がありました。Stones@大阪のKeithといい勝負です。
結局、観客の必死の声援で5分後くらいでしょうか、Harryがステージに戻ってきて一言「俺ももう卒業しなきゃな」(たぶん)。あー、よかった。
Slidersのときより、観客とコミュニケーションをとるようになったなーと思っていたのですが、そのぶんストレスも感じるんだろうな。でも、Slidersのときのような、黙々と演奏するだけのステージよりもぜんぜん楽しいです。Harryも楽しそうに演っているように見えるし。
Harryには申し訳ないですが、こういうアクシデントもあるからこそ、生ライブは楽しくてやめられないです。
その後の演奏は、多少荒っぽくなったような気もしますが、それはそれでかっこよかった。「ああーん?」のとき以外は、Harryも御機嫌のようでしたし。最後は、ツアー最終日ということからか、メンバー全員でステージ上で握手したり抱き合ったりしてたりして、なかなか感動しました。
ということで、テレビ放送を含めて3回のHarryのステージを観ましたが、ライブの雰囲気は大阪が最高、演奏は川崎が一番良かったかな。大阪で違和感を感じた「十字路に立って」が、今日は完璧に聴こえてなんだか嬉しかったです。
やっぱり、Harryはかっこいー!