おおくぼひさこ写真展【PASSING】


おおくぼひさこ【PASSING】(Amazon)
おおくぼひさこ写真展【PASSING】に行ってきました。
新宿三井ビルのエプソンイメージングギャラリー「エプサイト」というところです。
おおくぼさんといえば、仲井戸麗市Chaboの奥さん。
思えば、RCサクセションの「愛しあってるかい」という本が、おおくぼさんを知ったきっかけだったような気がします。
中学校の頃かなー、私が写真家を意識した初めての方、かもしれません。
RCのレコードジャケットとか、その頃、たくさんのおおくぼさんの写真を見てました。
そもそも「愛しあってるかい」に掲載されてる写真も、そのほとんどがおおくぼさんによるもの、のはず。
そういえば、私が初めて写真展なるものに行ったのも、おおくぼさんがきっかけです。
長らく忘れてたんですが、1988年、ドイフォトプラザ渋谷というカメラ屋さんだったかな、で開催されたおおくぼさんの写真展【MR. & MRS.】。
場の雰囲気とか覚えてるなー。
前置きがはげしく長くなりましたが、そんなおおくぼひさこさんの写真展【PASSING】。
よかったです。すごくよかった。
想像よりも、ぜんぜんよかった。
個人的な思い入れや思い込みがはげしく入っているのは承知してますが、そういう感情を抜きにしても、たぶん、心にぐっとくるんじゃないかなー。
そんな気がします。
写真集の表紙になっている、何気ない光景の写真。
まずは、これがきたなー。
これが写真なのかーってなくらいに、臨場感がありました。
臨場感とは違うかな。
言葉がちょっとヘンですが、ザラつき感がすごい。
それをリアルというか、ファンタジーというか、どちらにもとれるような気がしますが、なにしろ引きつけられました。
ほかにも、ハッとするような光景の写真の数々が展示されてます。
その場、その時の一瞬を切り取って、写真に閉じ込めた感じ。
それが、見る者に、いつまでも続くような果てしない時を、物語をイメージさせてくれます。
あまりに、ベタ、なので、書くのはどうかなってな気もしますが、やっぱり書かずにいられない。
この印象は、清志郎の描く歌の世界と似ています。
「スローバラード」や「トランジスタ・ラジオ」。
どこにでもあるような光景や一瞬を誰もが簡単にわかるように表現しつつ、どこまでも永遠にイメージが広がっていく感じ。
私は好きだなー。
会場で買った写真集「PASSING」もすごくよかったです。
あぁ、静かな写真のなかにある、強い意志、のようなものも感じたなー。
なんか、「これだ!」みたいな感じ。
それも、押し付けがましい訳じゃなく、「私はこれだ!」みたいな。
わかりづらいですなー。
でもいいんです。私が勝手に思ったことなので。
いま、この写真展、写真集に出会えてよかったなー。
「愛しあってるかい」を夢中になってめくっていた頃は、想像もできなかったな。
こんな時がくるなんて。
ということで、おすすめです。
おおくぼひさこ写真展、写真集【PASSING】
エプソンイメージングギャラリー「エプサイト」のサイトは、こちらです。
最後に、ちょー個人的なことですが、おめでとう!
世界中の人に 君のことを自慢したいよ

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