昨日、府中市美術館に行ってきました。
「石子順造的世界―美術発・マンガ経由・キッチュ行」という企画展です。
残念ながら、今日が最終日だったんですが、オフィシャルをコピペしちゃうとこんな感じ。
高度成長まっ盛り、テレビにマンガにビートルズ、学生運動アングラポップ、反芸術にハプニング……。喧騒の昭和40年代を一身に引き受け、「表現」の領域を生活者のレベルから捉えようと試み、美術を超えてマンガ、芸能、ガラクタの類(たぐ)いまで語った個性あふるる評論家、石子順造(いしこじゅんぞう)とは何者であったのか。
石子の眼を通じて1960年代から1970年代の日本の文化を眺め、見直す展覧会です。
私は、石子順造って、かろうじて名前を知ってるような知らないような、でした。
それでも、つげ義春、ガロ、キッチュという単語から想像できる世界はすごく魅力的で。
その企画展、これがよかったんだなー。
ビックリしました。
評論家である石子順造の作品は、あたりまえですが、ほとんどない、に等しいんですが、彼が評論の対象とした(んだと思うんだけど)モノが面白くて。
当時、それらがどれほど大衆から受け入れられていたか、さっぱりわかりませんが、熱い情熱のようなモノを感じたなー。
いや、情熱というか、徹底的な斜め下からの視線というか。
アングラ、といっていいのかな。
すごいパワーでした。
今の時代にも、あるかなー、ないような気がするなー、なんとなく。
なかでも。
やっぱり。
つげ義春「ねじ式」原画。
これはほんとにすごかった。
私、つげ義春は、かすっただけで、たぶん1冊くらいしか読んだことなかったんですが、うーん、すごかったなー。
もしかしたら、漫画の原画ってだけですごかったのかも、ですが。
いや、やっぱり違うな。
タッチがすごいのよ。
ビックリしたわー。
漫画の内容はシュールで、かといって、さっぱりわからないってことはなくて。
絶妙なバランス、な気がしました。
あー、思い返すだけでもスゴイと思う。
他にも諸々パワーあふれる作品が多かったけど、妙に印象に残ってるのが「観光ペナント」。
壁一面に貼られてあって、実は、私、子供の頃、集めてたりもしてたんで妙に懐かしくて。
懐かしいだけじゃなくて、なんというか、すごいバカバカしいパワーを感じたなー。
なんでこんなの集めてたんだろうというキモちと、この意味のないおみやげも、これだけ揃うと意味が出てくるなーなんていう感慨と。
という、石子順造的世界。
もうちょっと私が基礎知識?のようなものがあれば、もっと楽しめたかもしれないけど、いやいや、すごいよかったです。
衝撃的だったなー。
そして今日。
ぼくも、RCサクセションが大好きです。
素敵な日だった。
一生忘れないと思うよ。
