先日(19日)、『2010春 梅津和時・プチ大仕事@新宿PIT INN』に行ってきました。
4日目、副題?に「清志郎を支えたバンドマンたちの、愛と誇り。」とあります。
メンバーは、Nice Middle & NEW Blue Day Horns。
梅津和時(sax,cl)、三宅伸治(vo,g)、厚見玲衣(key)、中村きたろー(bass)、江川ゲンタ(ds)、片山広明(sax)、渡辺隆雄(tp)です。
これは行くしかないでしょう。
とはいえ、チケットはすぐに完売。
どーにかして当日までに入手しました。
新宿PIT INNといえば、老舗のジャズのライブハウス。
なんとはなしに一見さんには手強そうなイメージがあります。
なもんで、なんだか緊張。
が、いつものごとく、開場時間をちょっと過ぎた頃に到着、お客さんは既に満員。
超、がつくくらいかもしれません。
出入口から数メートルくらいしか動けません。
ステージ、まったく見えません。
くぅー、残念。
ステージ右側に比較的大きなモニターがあったので、基本、そちらばかり観ることになりました。
会場にはオーティスばかりが流されていたようです。
ステージは見えないけれど(悲しい)、いい気分。
で、20時、開演。
いやー、Nice Middle with NBDHだ。
いや、表記が違うぞ。Nice Middle & NBDHだ!
このメンバーが揃うのは、昨年のFuji Rock以来かなー。
あのFuji Rockはトクベツだったからなー。
ま、今日も特別かもしれないけど、とにかく嬉しい。
そして一発目、インストルメンタルの「I Can’t Turn You Loose」で始まりました。
いやーカッコイーぞ。
好きだな、この感じ。最高だ。
ステージはまったく見えないけれど(悲しい)、とっても楽しい。
これはいい。ほんとにいい。
「Hard To Handle」、「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」と伸ちゃん和訳(と思われる)のオーティスナンバーが続きます。
で、「REMEMBER YOU」。清志郎ナンバーだ。
楽しいぞ。最高だーっ。
ってな感じで、清志郎ナンバーを織り交ぜつつすげーカッコいーステージが進んでいきました。
いや、ホントに良かった。
伸ちゃんボーカルの清志郎ナンバーは、ちょっと優しい感じになっていて新鮮。
そして、Nice Middle & NBDH。
誰が、どこが、凄すぎってわけでもない(ってわけでもないか)のに、全体としてめちゃくちゃ気持ちイイ。
いまさらですが、ホントにいいバンドだよなー。
あたりまえか。
清志郎のライブの時は、やっぱり清志郎中心に観ちゃうし、たぶん清志郎のボーカルが中心のアレンジにしていたと思う。
清志郎不在のステージ、そりゃー悲しいけど、だからこそなおさら、このバンドの凄さをひしひしと感じることができました。
そりゃーそうだよな。
一人ひとりがそれぞれ他のバンドなりフィールドで活躍しているんだもんなー。
しかもたぶんそれぞれ20年以上のキャリアの持ち主。
凄くないわけがない。
あぁ、支離滅裂としてきた。
一部(この日は二部構成でした)のなかで印象に残っているのが「春の嵐」。
この曲は梅津さんと清志郎の共作なので、絶対演るって思ってましたが、アレンジがともかく秀逸に感じました。
アルバムよりもジャズっぽい感じでカッコよかったです。
厚見さんのピアノ(?)に梅津さんのSax、よかったなー。
そう、厚見さん。
清志郎のライブでは、いまひとつその音が目立たなくて、と感じていたんですが、この日のライブではその華麗なプレイを堪能できました。
これも嬉しかったな。
その厚見さんのピアノがむちゃくちゃ美しいバラード「君を信じてる」が一部最後の曲でした。
まさか、この曲が聴けるとは思ってもいなかったので感動でした。
最高です。ちょっと泣けました。
そして20分の休憩後に第二部。
インストルメンタルの「Shake」で始まりました。
各々のソロもフンダンにあって楽しいぞー。
で、清志郎の曲を交えて(「ひどい雨」が聴けて嬉しい)、RCの「いい事ばかりはありゃしない」。
ひときわ盛り上がりましたね。
面白かったのが、伸ちゃんを除く方々が歌を回していたところ。
何しろステージがまったく見えないのでよくわかんなかったんですが、たぶん、伸ちゃん除く全員が歌ってたんじゃないかなー。
ここでも厚見さん(だと思う)のボーカルが印象に残ってるかも。上手くて。
片山さんの時かな、メロメロで会場爆笑でした。
なんだか良かったなぁ。まさに泣き笑いみたいな。
お客さんの歌声も凄かったし。
そして「ダンス天国」。
伸ちゃんが「ボスのダンス天国」って言ってから始まったんですが、これがまた凄くて。
歌詞が全部清志郎(RCとか含む)の曲のタイトル、もしくは歌詞からできてました。
すごいなー。
このバージョン、初めて聴きました。たぶん。
演奏も超カッコイーし、客席大盛り上がり。
メンバーのソロ回しもフンダン。
コール&レスポンスもあったかな。
とにかく熱い演奏でした。
若いよー。メンバーも客席も。
最後は伸ちゃんの清志郎バリの「Gotta, Gotta, Baby〜」シャウト!
むちゃくちゃカッコいー。
だがしかし、こんなもんじゃなかった。
続いて「ベートーベンをぶっとばせ」。
たぶん曲中のシャウトは全部「忌野清志郎!」。
最後は「俺たちの忌野清志郎!」。盛り上がらないわけがありません。
そして「JUMP」。お客さんの歌声で伸ちゃんのボーカルが聴こえないくらいです。
最後は伸ちゃんの新曲「ボスのソウル」。
優しくて強いバラードでした。
この曲だけは泣けました。
いい曲です。
伸ちゃんにしか歌えない曲でした。
アンコール。
1曲目は「スローバラード」。
梅津さんのSaxがボーカルパートのインストルメンタルでしたが、お客さんの歌声が凄い。
間奏は梅津さんじゃなくて伸ちゃんのギター。
小川銀次さんを彷彿させるカッコいーソロでした。
こういうスロバラもいいよなぁ。しみじみと感動でした。
が!
続いて「上を向いて歩こう」。
これもほとんどインストルメンタルだったのかな。
とにかくお客さんのボーカルがすごいすごい。
大盛り上がりでした。
そして、最後は「雨あがりの夜空に」。
何も言うことないですねー
良かった。スゴク良かった。
清志郎の不在。
これは確かに大きいです。
こんな一行で済ませることなんて、とてもできないほど大きく重たいです。
でも、悲しんでばかりじゃ何も始まらない。
このライブでは、あらためて、清志郎不在のその後を見せてもらった気がします。
どこまでも前向きでした。
こんなにいいライブを観ることができる。
清志郎の歌を100年先でも伝え続ける。
梅津さんがこんなニュアンスのことを語っていましたが、そうだよな。
こんなに楽しいことはそうそうないかもしれません。
そう、なにしろ、Nice Middle & NBDHの演奏は最高です。
清志郎の歌を伝え続けるには一番の、これ以上考えられないバンドだと思います。私は。
最高!
ありがとう!
客席からはこんな掛け声があちこちから聞こえました。
私もホントにそんな気分です。
2回目のアンコールを求める拍手が止まないなか、梅津さんがステージに戻ってきてくれました。
一年にいっぺんとかじゃなく、もっと演りたいって言ってくれたような気がします。
最後に「乾杯!」そしてステージを降りる直前には天に向かってグラスを掲げてました。
という、2010春 梅津和時・プチ大仕事@新宿PIT INNのライブでした。
ホントに良かったです。大満足です。
日本にもこんなにイカれたカッコいーバンドがいるじゃないか。
あらためて思いっきり感じることができました。
ありがとう、梅津さん。
最高だぜ、Nice Middle & NEW Blue Day Horns!
最後に曲リスト。間違ってるかもしれません。
【第一部】
I Can’t Turn You Loose(instrumental)
Hard To Handle
Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)
REMEMBER YOU
It’s ALL Right
胸が張り裂けそう
春の嵐
君を信じてる
【第二部】
Shake(instrumental)
(?)(instrumental)
愛と平和
ひどい雨
いい事ばかりはありゃしない
ダンス天国
ベートーベンをぶっとばせ
JUMP
ボスのソウル(伸ちゃん新曲)
〜アンコール〜
スローバラード(instrumental)
上を向いて歩こう
雨あがりの夜空に
