WAITING ON A FRIEND FINAL@神戸 WYNTERLAND/三宅伸治に行ってきました。一昨年の「WAITING ON A FRIEND」に引き続いて仲井戸”Chabo”麗市がゲストです。そして、私も一昨年に引き続いて2回目の「WAITING ON A FRIEND」参加でした。
とっても勝手な(失礼な)思いなのですが、伸ちゃん単独のライブはちょっとだけ物足りなさを感じる時があります。Chaboの単独ライブはちょっと重たそうな印象を持っていて、実は、一回も観に行ったことがありません。麗蘭はあるけど。
で、伸ちゃんとChaboのお二人のライブ、これがその勝手な思いをすごくいい感じに薄めてくれて、というか私の好きな方向に昇華させてくれます。今回も、一昨年のライブと同様にホントに素晴らしい感動のライブだったのでした。
WYNTERLANDには前から8列くらいまでが背もたれなしの椅子、その後ろからは背もたれがある椅子が並べられていて、私はちょうど背もたれがあるなしの境目くらい、ちょうど真ん中辺りに座ることができました。お客さんはどちらかと言えば女性が多いかなってくらい、年齢層はChaboがMCでちょっとこぼしてましたが、ちょっと高めだったでしょうか。それでも、中学生か高校生くらいの少年の姿もあって、なんだか嬉しくなりました。
開演まで1時間弱くらいはあったのですが、会場に流されていた曲が良かったです。知らない曲もなかにはありましたが、ほとんどがおなじみの曲で、Eric Clapton「I Shot The Sheriff」、Rolling Stones「Heart of Stone」、Curtis Mayfield「It’s All Right」、Wilson Pickett「Land Of 1000 Dances」、Otis Redding「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」といった感じです。これまで伸ちゃんがカバーしたことのある曲を集めたのかなという気がしました。
で、Bob Marley & The Wailersの「Three Little Birds」が流れているなか、伸ちゃんの登場でした。
まずはドブロで2曲、「It’s ALL Right」に「フェニックスマン」です。伸ちゃんいつもと同じ、いつもと同じ笑顔でギターもボーカルもばっちりでした。
それから古井戸の曲「ひなたぼっこ」を初披露、さらに、「WAITING ON MY FRIEND」という新曲も初披露でした。「ひなたぼっこ」は古井戸の「オレンジ色のすけっち」というアルバムに収録されている曲で、いまひとつ印象の薄い、正直、私はさっぱり忘れていた曲でした。が、曲のなかで印象的な歌詞があったのです。
清志君達もこの頃は
顔をみせなくなりました
うーん。「コーヒー・サイフォン」と同じくらいの時期に作られた曲だそうです。
そして、Chaboの登場。
Chaboは「黒」という印象があるのですが、今日は赤のTシャツの上に黄色っぽいシャツとちょっと派手。でもってご機嫌そうです。よかった。
ここからは最後まで伸ちゃんとChaboのお二人で、だいたい交互にボーカルをとってという感じで進んでいきました。リラックスした雰囲気のなかでの緊張感ある演奏、そんな感じもしました。
何より印象に残っているのは、Chaboのギターの凄いこと凄いこと。
凄いのはわかっているつもりでしたが、スライド(随所)、ヴォリューム奏法(何にもなかった日)、それに何でもないようなバッキングまで、ホントに素晴らしかったです。カッコよかった〜。間近で観られてよかった〜。
ということで、ここからアンコールまでは特に思いついたことをちょっとだけ。
伸ちゃんとChaboのユニット名は「ウルル」とのことですが、そういえば、一昨年もそんなこと言ってたなーと思い出しました。で、一昨年も演奏されたJesse Davisのアルバム「Ululu」から「My Captain」を伸ちゃんが披露。
伸ちゃんのアルバム「つづく」に収録されている「一日」は前回のWAITING ON A FRIEND@神戸の時に初披露とのことでしたが、私はすっかり忘れてました。これもいい曲ですね〜。
「ティーンエイジャー」と「ガルシアの風」では伸ちゃんはペダルスティールギター。Chaboは機織りと言ってましたが、良かったです。歌そのものも大好きだし。
終盤の「ブルドッグ」では伸ちゃんがボーカルでした。これは珍しいような。初めて聴きました(たぶん)。「ブルドッグ」、「FREE TIME」、「たたえる歌」で本編ラストでしたが、二人ともエレキで弾きまくり、かっこ良かったです。ずっと座っていたお客さんもこの辺りで立ち上がったんじゃなかったかな。
と、ここまでで1時間30分強くらいだったでしょうか。
もしかして4時間くらい演ったりしてなんて思っていたので、ちょっとあれ?って気もしましたが、ほどなくしてアンコール。
伸ちゃんが「第2部」と言っていたような気がしますが、ここからがまた凄かったのです。
まずはChaboボーカルで「コーヒー・サイフォン」。あの復活祭のときの名MCもほとんどそのまま。でも、今日は清志郎が隣にはいないんだよなぁ。今、思い出すだけでも泣けてきますが、会場では涙、涙でした。
伸ちゃんとChaboとくれば、清志郎です。ライブのなかで清志郎のことを思わずにいられた人は、100%いないでしょう。
ライブ本編においてもステージ上ではそれとなく清志郎の雰囲気が漂ってはいましたが、「清志郎」という言葉が発せられたのはこのアンコールからだったと思います。
具体的な清志郎の近況などのお話はまったくありませんでしたが、伸ちゃんやChabo、それにお客さんの想いはただ一つ、そんな感じがしました。
そんな「コーヒー・サイフォン」に続いては「いい事ばかりはありゃしない」です。くうぅっっ…….てな感じです。泣かされます。ちなみに、ここではChaboがメインのボーカル、いつものChaboのパートと旋律(「眠るだけ」のところ)は伸ちゃんが歌ってました。
続いて「ベートーベンをぶっとばせ」、途中、Chaboがボーカルをとったときには「ルート66」に曲が変わっていて、最後は、伸ちゃん「俺の忌野清志郎〜!」。
でもって最後は「雨あがりの夜空に」。
途中の間奏のとき、ステージ上で清志郎がクラッカーを弾けさせ、客席に放り込む姿が私には見えました。確かに見えたんだ。
大盛り上がりのなか、再びのアンコール。
そういえば伸ちゃんはChaboのTシャツを着ていて、良かったら物販で買っていってって言ってました。
で、演奏されたのが「何にもなかった日」。素晴らしかったです。感動でした。もしかして、この日の「何にもなかった日」が今まで聴いた「何にもなかった日」のなかで一番だったかもです。
いいことがあるといいね
君にも 僕にも
そして、ラストはChaboの「家路」。ちょっと軽めの曲調で泣き笑いって感じで良かったです。
この2曲の時はお客さんは座って聴いてましたが、最後にはスタンディングオベーション、これまた感動的でした。
そのスタンディングオベーションが続くなか、お二人がステージを降りた直後くらいでしょうか、会場に大音量で流れてきたのが清志郎の「毎日がブランニューデイ」。完全復活祭@武道館のときのです。
Hey,Hey,Heyのコーラスは清志郎とChaboと伸ちゃんのような気がします。
曲が終わって、「Chabo何か言え」まで流れてました。お茶目です。
そして、そのあとにChaboの優しいギターからほとんどインストルメンタルの曲。これはChaboの新しいアルバムに収録されているのかな。
この曲が終わるまで客電は落ちたままでした。
さぁ、歌おう!
くよくよしないで
だって、
すべてはうまくいくのだから
(Three Little Birds/Bob Marley & The Wailers 伸ちゃん訳…たぶん)
2回のアンコールを含めて2時間30分くらいのステージだったでしょうか。
ホントに良かったです。最後の清志郎への願い、祈りのアンコールを除いたとしても、私には大満足のライブでした。1+1以上のものが観られた、そんな感じです。
あー、神戸まで行ってホントに良かった。
最後に曲リストです。間違ってるかもしれません。
01.It’s ALL Right
02.フェニックスマン
03.ひなたぼっこ(古井戸)
04.WAITING ON MY FRIEND(新曲)
05.SWEET HOME WYNTERLAND(Chabo登場)
06.飲んだくれジョニー
07.いつか笑える日
08.My Captain(Jesse Davis)
09.Who’ll Stop The Rain(C.C.R.)
10.一日
11.ティーンエイジャー
12.ガルシアの風
13.ブルドッグ
14.FREE TIME
15.たたえる歌
〜アンコールの1〜
16.コーヒー・サイフォン
17.いい事ばかりはありゃしない
18.ベートーベンをぶっとばせ(ルート66)
19.雨あがりの夜空に
〜アンコールの2〜
20.何にもなかった日
21.家路
22.毎日がブランニューデイ(清志郎@武道館)
23.(Chaboインストルメンタル)
