そして、アンコール。
清志郎がステージに登場する前に演奏を始めるバンド。
ん?と思う間もなく「君がいなけりゃ〜夜は暗〜い」という清志郎の声が会場に鳴り響きます。おー!「い・け・な・いルージュマジック」だぁ!
だがしかし、清志郎はステージにいません。
だがだがしかし、泳いでいたお客さんの視線が会場の一点に集中します。
清志郎は1階客席からの登場でした。すげーサプライズ。お客さんは最高潮の盛り上がり。というか大混乱一歩手前てな感じ。すごいことになってるぞ〜。
清志郎は1階席のステージからみて左側のドアから入ってきたようです。私の席からだと右後方から左後方に移っていきました。残念ながら私は目の前に清志郎という場面にはなりませんでしたが、清志郎の歩くところにはお客さんが殺到してました。シャブちゃんとかスタッフががんばって清志郎をかばっていたようです。なもんで、ステージに上がる前のもみくちゃ状態でも清志郎のボーカルははっきり聴こえました。
それにしても「い・け・な・いルージュマジック」か!
25年以上前に、私が初めて耳にした清志郎の声(のはず)。たぶん、私はライブでは初体験です。リアルタイムにRCに夢中になっていた頃は、それほど好きな曲ではなかったのですが、10年くらい前からかなぁ、かなり好きになってハマりました。POPでいい曲だと思います。ここで聴けるとは!体験できるとは!
という超興奮状態のなか、ひとまず「い・け・な・いルージュマジック」が終わったのですが、厚見さんのキーボードから聴いたことのないフレーズが繰り出されています。で、そのままChabo(じゃなかったっけ)のギターから聴き慣れたフレーズが!
おー、「トランジスタ・ラジオ」だ!
なんだか凄い久しぶりな気がします。嬉しい!会場も大盛り上がり。のはずなんですが、興奮しすぎたんでしょうか、記憶が飛んじゃってます。ただ清志郎は客席から投げ込まれた紙吹雪やクラッカーを手にとって次々とブチ放していたような。一旗ウサギ(だっけ?)の形をしたお客さんの手作り(だと思う)ぬいぐるみのようなものも投げ込まれていました。
そして「OK, Chabo!」で「雨あがりの夜空に」。
この「雨あがり」のときのChabo!凄かった。ほんとに凄かった。
コードをかき鳴らすChabo、もうむちゃくちゃカッコよかったです。
こんなChaboの姿は観たことなかったです。雑といえば雑なのかもしれませんが、これがR&Rだっていう感じです。でもって、なんつうか、嬉しさ、楽しさ、喜びが全身から爆発していたようなそんな感じ。このときばかりは清志郎よりもChaboに釘付けになってました、私。
京都公演の「雨あがり」のChaboは、ギターを弾く格好よさという点では麗蘭とかを含めて今まで観てきたChaboの姿のなかでもダントツに一番でしたし、これまでの私の中の一番であった「Keith」を軽く超えてました。
Chaboのなかで何かが弾けたんでしょうね、きっと。
演奏が終わり、清志郎を含めバンドメンバー全員が肩を組んで長い長い御辞儀。このとき、Chaboがちょっと涙ぐんでたようにも見えたんですが気のせいでしょうか。
という感動の完全復活祭@京都の大団円でした。
このあと、武道館、大阪では清志郎がひとりステージに残って弾き語りという流れでしたが、京都では弾き語りの前に間寛平さんへのビデオレター?の録画が行われました。間寛平さん、サハラだっけな、完全マラソンだっけな?をやりに行くとのことで、それを清志郎と京都のお客さんが応援しようというメッセージの録りです。清志郎はあまり何も考えずにいたようで、お客さんに向かって「どうしようか?」と心許ない声(これが可愛らしくて)。客席はすかさず「アメマー」。ということで「夢に向かって、アメマー!」というメッセージを清志郎とお客さんで録りました。この場面もとっても面白かったです。客席も大盛り上がりでした。
そして、最後の最後、清志郎の弾き語りで「LIKE A DREAM」。
あー、これで完全復活祭もほんとに最後だなぁという思いが込み上げ、何ともいえない感じでした。まさに、お祭りが終わってしまうそのときの感じ。
その祭りのあと。
清志郎の弾き語りが終わったあと、「NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市」のメンバー全員がステージに再び現れました。清志郎に花束を渡す伸ちゃん(だったと思う)。とびきりの笑顔です。
これは清志郎も知らなかったサプライズだったようで、照れ笑いの清志郎でしたが、その後のMCがまた最高でした。
「バンドに戻れたのが一番嬉しい」
「ドうるさいバンドで歌えるのが嬉しい ありがとう」
これに対して伸ちゃんの一声、そしてバンドメンバー全員で
「ミスター完全復活 忌野清志郎!」
ほんとに終わってしまいました、完全復活祭。
大満足、最高の京都公演でした。
NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市、ありがとう!
そして、清志郎、ほんとにありがとう!!
