麗蘭/麗蘭


RCサクセションのギタリスト仲井戸“CHABO”麗市と、THE STREET SLIDERSのギタリスト土屋“蘭丸”公平が1991年に結成したユニット、“麗蘭”伝説の名盤が、デジタル・リマスタリングで復活。(Amazon)
ジャケットが好きなアルバム第4弾は「麗蘭」。
このアルバムはというか、麗蘭というユニットそのものがほんとに衝撃でした。
RCが無期限休養に入ってしまいChaboは清志郎はどうなってしまうんだという頃です。Slidersはまだまだばりばりに活動していて(でもドラマーの事故でお休みな時期だったかな)、私はRCの次くらいに好きなバンドでした。
しかし、あのサングラスに黒のマジックで上塗りしていたこともあると聞いているChaboです。Harryよりはとっつきやすそうではありますが、インタビュアー泣かせでは未だに突出してNo1ではないかと思われるSlidersの蘭丸です。
まーさか、この二つのバンドのギタリストがユニットを組むなんて、ほんとに夢にも思ってませんでした。今でこそそれが自然な流れに見えますが、特に、Slidersの蘭丸が、Sliders以外のところで活動するとはまったく想像できない状況でした。
と、前置きが長くなってしまいましたが、このアルバム「麗蘭」のジャケット、Chaboと蘭丸のちょっと優しい表情がいい感じです。裏面はお二人のブーツの写真。そして、これまた衝撃なのが、インナー(っていうか?)のお二人の写真です。蘭丸が、あの蘭丸が、楽しそうに、心から楽しそうにChaboの隣で笑っているのです!感嘆符をつけるほどかという気もしますが、当時の蘭丸、Slidersは、ほんとにバリバリ硬派っつうか、こういう笑顔の写真などなかったのです、たぶん。こりゃー衝撃でした。
で、スタジオ録音のこの「麗蘭」、音のほうもけっこう驚きでした。
曲によっては打ち込みの機械的なリズムにChaboのアコギ、それに蘭丸のなんつうか虹色ギターが絡み合ってとても良い感じです。1発目の「ミッドナイトブギ」や「アメリカンフットボール」あるいは「ミュージック」のようなアップテンポな曲も良いのですが、私は「ユメ・ユメ」というまさに夢の中にいるような曲が大好きです。それとChaboの歌詞がいつにも増してキレていて、どの曲もすげーなぁと思います。
麗蘭、まさか15年以上も続いてくれるとは思いませんでした。もちろん、これはとっても嬉しいことですが、なんだかんだで、私が一番好きな麗蘭は、このファーストアルバムとつい先日再発された「Welcome Home!!」というビデオだなー。

カテゴリーRock