Parade/Prince And The Revolution
本作はプリンスの中でも最も胸おどるアルバムの1つに数えられるものの、その快活で刺激的なサウンドが正当な評価を受けているとは言えない。失敗作となったコメディー映画『プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン』のサウンドトラックとして制作された本作はところどころ、その次作となる傑作『Sign o’ the Times』のこのうえなく奇抜なサウンドの予告編のように聴こえる。プリンスは余分な音を削ぎ落としたファンクグルーブに突飛なオーケストレーションを組み合わながら、パリ風バラッドや『Pet Sounds』スタイルの静かなインストルメンタルに挑戦している。こうして彼は1986年に彼以外のほとんどのアーティストが成し遂げなかった偉業をやってのけた。
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私は気がつかなかったのですが、雪が降ったようです。
雪。4月の雪というと、思い出すのが、Princeの「Sometimes It Snows In April」です。
Princeは、そうだなぁ、たとえば「Purple Rain」とか、どんなにシングル曲がヒットしていても、1990年くらいまではまったく興味がありませんでした。
きっかけは友達からもらった編集テープだったかなー。たぶん、アルバム「AROUND THE WORLD IN A DAY」に収録されている「POP LIFE」かな。で、試しに聴いた「AROUND THE WORLD IN A DAY」がとっても素晴らしくて、一時期はまりました。
「AROUND THE WORLD IN A DAY」、「1999」、「Sign ‘O’ the Times」あたりのアルバムは、ほんと「凄い」という言葉しか出ません。Princeは本当の天才だと思いますね。
で、そんなPrinceのこれまた傑作アルバム「Parade」に収録されている「Sometimes It Snows In April」。時には4月に雪が降るって感じでしょうか。
Princeというとどこか猥雑というか卑猥なイメージがあって、それはたぶん概ね当たっているような気がします。また、孤独、孤高、エゴの塊というイメージもあって、それもたぶん概ね当たっているような気がします。
それでも、「Sometimes It Snows In April」の美しさは、そういうある種の負のイメージをすべて覆すというか、包み込むというか、そんな力を持っています。
ま、あまり小難しいことはどうでもいいか。とにかく、とっても綺麗な美しいバラードです。
「Sometimes It Snows In April」って曲名も最高ですね。
