悲しいことばっかり/RCサクセション(Amazon)
RCサクセションの新譜が発売されました。
1972年から1973年頃のライブ盤。
すごくよかった。
素晴らしいアルバムです。
なもんで、ちょっと新しいカテゴリーなんて作っちゃったりして、テキトーに感想を書いていくことにします。
最後まで続くか若干不安だけど。
21曲も収録されてるし。
とりあえず、今回はなんとなく概観。
概観も何も、シツコイけれど、ほんとにすばらしい。
今も聴いていて、九月になったのに、が流れてるんだけど、なんなのこの声〜。
重たい。締めつけられる。グサグサときます。
私がRCを聴き始めた頃、30年前、初期のRCは苦手だったんだよな。
ファーストとセカンドアルバムは、ほとんど聴かなかったし、当時。
でも、年月を経て、今は初期RCが大好き。
30年前に、このアルバムを聴いても、あんまりピンとこなかったかもしれません。
この音源の提供者である太田和彦さんによる「41年前のカセットテープ このアルバムの経緯」にある「子供ファンには手に負えないもの」ということなんだと思う。
そう、この太田和彦さんによる文章がまたすごくいいんだ。
感動しました。共感しました。涙しました。
最後のところだけ引用しちゃおう。
【清志郎は偉大だった。反体制マインドを片時も失わず、リリカルに心情を歌い上げた真の音楽家だった】
太田さんの文章は、このあとほんの2,3行続いて、終わる。
その最後の数行が、またすごくいい。
清志郎による手書きによる歌詞もいくつか掲載されています。
これもいい。すばらしい。
で、それをぼーっと見ていて、ちょっと驚きました。
歌詞は、タイトルのほかに、たぶん曲が完成した日付、それと数字が記載してあります。
ちょっとそれらを転載。
マリコ(No.2 71.2)
悲しいことばっかり(No.9 71.8.6)
九月になったのに(No.17 71.8.30)
ぼくの家の前の道を今朝も小学生が通います(No.18 71.9.1)
愛してくれるなら(No.20 71.9.21)
君にさようなら(No.25 71.10.14)
あそび(No.28 71.10.27)
仕事なので(No.30 71.11.9)
ぼくの情婦(72.8.19)
ガラクタ(No.17 72)
ここの「No.」は私が勝手に追記したもの。
たぶん、1971年に、少なくとも30曲を作っていたってことじゃないかなー。
でもって、「九月になったのに」の次の日には「ぼくの家の前の道を今朝も小学生が通います」が完成してるんだよな〜。
なんだかすごいです。
それと歌詞カードに掲載されている若き日のRCの写真。
これらは「RCサクセションのすべて」に掲載されていたものだと思います。たぶん。
ということで、すごいアルバムを聴くことができてほんとに嬉しいです。
太田さんによる文章も読めてよかった。
なんだか凄まじく長くなっているような気がします。
次回からはちょー短くいこう。
