映画「海街diary」を観てきました。
原作が吉田秋生、監督・脚本が是枝裕和、出演者に綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという映画。
私は、吉田秋生が大好きで。
たぶん漫画家のなかでは、一番好きな作家で。
もちろん、この「海街diary」も大好きで。
監督も出演者もなんだか良さげだし、期待しちゃいます。
で、その映画。
うーん。期待しすぎちゃったかな〜。
丁寧に作られていて、絵も綺麗でしたし、面白かったです。
だがしかし、やっぱ、原作を意識しちゃうかな〜。
いや、原作から遠く離れたストーリーとかでも別にいいんです。面白ければ。
中途半端な感じがしちゃったんだな〜。
原作のいいところを、いい感じにピックアップしてるんだけど、ちょっと拡散しすぎというか。
ああ、いま思ったんですが、「すず」の魅力があんまりうまく伝わってこなかったのが、一番いまひとつと感じちゃったところかもしれないなー。
海街diaryって、基本的には、すずの感情の揺れというか、その辺りが物語の核になっていて、それがすごくこちらの心を動かすというか。
淡々としてるのに、一つの描写、一コマの中の「すず」の表情だけで、ぐぐっときちゃうようなところが原作にはあったと思うんだよなー。
いや、それは「すず」だけじゃないかもしれない。
エピソードによっては、別の姉妹の表情ひとつ。
ある意味、すごく映画的な漫画だと思ってただけに、その部分が欠けてた、ように思えちゃったのが残念だったなー。
いや、面白いんですけどね、なかなか。
またしても、ひとつの妄想が浮かんできちゃったんですけど、「すず」の顔のドアップで、笑顔だったのが、みるみる涙が溜まってきて、ボロボロこぼれ落ちるってなシーン、もちろん、ワンカットで、てなシーンがあればすごく印象が変わったような気がします。
って、めちゃくちゃ偉そうですね。
とはいえ、とはいえ、丁寧に作られた面白い映画だと思います。
