「ヒップホップ路線」に賛否両論 / AERA(2005.3.7)

AERA_2005.3.7_「ヒップホップ路線」に賛否両論

「AERA(2005.3.7)/ 朝日新聞社」に掲載された清志郎のインタビュー記事です。
アルバム「GOD」の発売前後、35周年記念の一環で「雨あがりの夜空に」のリメイク・ライムスターとの共演に関するもので、記者はちょっと批判的な印象を受けます。
以下、記事の概要を紹介します。

どうしたんだ?清志郎
ロック界のキング忌野清志郎がデビュー35周年記念として、名曲「雨あがりの夜空に」をラップで歌ったCDを発売した。
往年のロック•ファンの「ど〜して?」をご本人にぶつけてみた。

名曲がヒップホップに変身

「どうしたんだ!HEY HEY BABY!」というおなじみのフレーズから始まる、忌野清志郎の最新シングル「雨あがりの夜空に35」は、RCサクセション時代の代表曲をヒップホップグループ・ライムスターとともにリメイクしたセルフカバーです。原曲を知る世代には意外なアレンジですが、新たなビートによって若いリスナーにも届いているようです。

ライムスターとの意外な出会い

このコラボはレコード会社の提案から始まりました。
清志郎は当初ライムスターを知らなかったと語っていますが、彼らのライブ映像を見て圧倒され、その熱気に引き込まれたといいます。
ラップのリズムに合わせて歌うことは難しく、「修業と思って歌った」とのことです。

セルフカバーへの思い

「原曲をなぞるだけでは意味がない。大きく変えることで意義がある」という清志郎の考えのもと、アレンジはあえて大胆に。
ネット上では賛否が分かれるものの、過去の名曲をあらためて問い直す試みにもなっています。

本筋はオリジナルアルバムに

清志郎が「本筋」と語るのは、3月発売のオリジナルアルバム『GOD』です。
太く力強い音作りを追求したこの作品には、「ロックンロールに嘘はない」と歌う「ROCK ME BABY」や、甲本ヒロトと共演した「Remember You」などが収録されており、ファンの期待にも応える内容となっています。

変わらぬ姿勢、35周年

1970年にRCサクセションでデビューして以来、清志郎は自由な表現と強い個性でシーンを牽引してきました。
35周年という節目を迎えても、その姿勢は揺らぐことなく、変化を恐れずに音楽と向き合う姿が印象的です。
とはいえ、清志郎は、いつものごとく、
「今年が35周年ってのも俺は知らなかったんだ。35って、考えれば考えるほど半端だろう」と笑ってばっかりでした。

清志郎の言葉

  • いや、レコード会社主導で。断る理由も見つかんなくて『まあいいんじゃないの』ってのが正直なところ。
  • ぶっ壊すくらい変えればいいかな、と。壊さないと、評論家ぶったリスナーが『オリジナルを超えてない』なんて言い出すからね。
  • 今年が35周年ってのも俺は知らなかったんだ。35って、考えれば考えるほど半端だろう?
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