『小説推理』6月号 発売

小説推理』6月号 双葉社 720円
忌野清志郎のL.S.D. ~スイートソウル自転車随想記~
清志郎のエッセー連載、第4回です。

(06/05/13)
「長い長い春休み」
この連載ではこれまで、かなり過激な表現が多かったような気がするのですが、今回は、ずいぶん落ち着いた感じがします。「寒い冬が終り、サイクリングにふさわしい季節がやってきた」ということで、ほぼ全編にわたって春の自転車の話。「動力は自分なのだ。~(中略)~いくらお金をを払っても自力は買えない。だから退屈はしない。つまり、他力本願では退屈なのだ」というのが印象的で、清志郎らしいシンプルな、でも的を得てるな~と感じたところでした。

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