『忌野清志郎が問う魂の歌』

『世界・時の旅人 忌野清志郎が問う魂の歌 オーティス・レディングが生きたアメリカ』
NHK BShi 21:00~22:00
アメリカ音楽界で伝説として語り継がれているスーパースター、オーティス・レディング。1962年に彗星のごとくデビューし、黒人の魂の歌「ソウル・ミュージック」を確立。ずば抜けた歌唱力と“シャウト”で聴衆を魅了し、ビートルズなど多くのミュージシャンに影響を与えた革命児だ。しかしデビューから5年、全米人気投票でNo1に輝いた直後に、自家用機の墜落事故で音楽活動に終止符を打つ。26歳の若さだった。デビューから35年になるミュージシャン忌野清志郎は、オーティスから強く影響を受けた。左手でマイクを握るのも、歌の途中でガッタガッタと口ずさむのも、観客に「愛し合っているかい?」と問いかけるのも、彼の影響だ。なかなか売れなかった若い頃から、いつもオーティスの生きざまが支えだったという。ベトナム戦争でアメリカ全土が大きく揺れていた60年代、オーティスの歌声は、自由と平等を求める黒人の公民権運動のテーマソングであり、その高揚とともにあった。オーティスの叫びが人々の胸に響いたのはなぜなのか。オーティスはどんな思いで短い生涯を駆け抜けたのか。忌野清志郎が40年の時空を超え、オーティス・レディングの生きざまを探る旅に出る。BSオンライン放送ラインナップより)
これはすごい楽しみです。

(06/01/20)
とても面白かったです。歌うオーティスの姿がとてもかっこいい。モンタレーポップフェスの映像なんてほんと鳥肌ものです。
番組はオーティスの短い生涯を清志郎がたどっていくという感じで進んでいき、途中、清志郎のハープやギターも聴けました。最後には、清志郎がホテルかなんかで、オーティスに贈る歌を作るシーンなんかもあって、ギターとペンを持った清志郎の真剣そうな眼差しが印象的です。そして、その歌をスティーブ・クロッパーとレコーディングするという映像がラストでした。この曲「オーティスが教えてくれた」は、バラード調のまさにオーティス風のなかなか良い曲です。スティーブのギターを弾く指のどアップシーンや清志郎の手書きの歌詞のどアップなんかがあったりして興奮しました。
ということで、とても良い番組でした。

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