SIONのライブ

SIONのライブに行ってきました。まだ東京駅にいます。
とりあえず、最高!でした。やっぱバンドだよなー。詳しくは、また明日(たぶん)。

20TH MILESTONE/SION

20TH MILESTONE/SION20TH MILESTONE/SION
前作「東京ノクターン」より2年。
この2年間に、SIONはゆっくりと、しかし確実に熟成させていた。
20枚目のオリジナルアルバムとなる今作は、2007年のSIONをそのまま切り取った結晶。
不良で、深みがあり、そして温い。そんな等身大のSIONがいる。

SION Official Site
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聴きました。
一回目、珍しくCDをプレイヤーに乗せ、生の音を。
その一回目を通して聴いて思ったことは、うーん、ちょっと弾けてないかな~。
もうちょっとシャウトが聴きたいかも~。ってな感じ。
歌詞を目で追いながら聴いてたせいもあるかもしれませんが、いまひとつ乗れんなぁ。
期待しすぎたかなと。
で、iTunesに場を移し、今、通しで3回目。
やっぱ、良いです。特に印象に残るところをちょっとずつ。
初っ端の「マイナスを脱ぎ捨てる」は文句なし、かっこいー。サビが2回あるような、展開が好き。
「Valentine」は、可愛い曲調が良いなー。
で、「Makers Mark」。もはや代表曲の一つですね。泣けます。
「わすれな草」。どこまでも静かで繊細で美しいです。聴けば聴くほどぐっときます。
「それさえあれば」そして「元気はなくすなよ」、これまた、最高です。最近のライブではお馴染みになってますが、いつまでもライブで聴きたい。
「2007」。淡々としてますが、これも聴けば聴くほどきますね。
  お前の分も俺が行くからな
  お前の分も俺がやるからな
って、何かを、誰かを想像できると、ほんとに泣けてくる。
あぁ、今「どけ、終りの足音なら」がかかってますが、これも渋いよな。
「笑顔」もアコギとアコーディオンのバックがいい感じです。
想像と違って、聴けば聴くほどじわってくるタイプの曲が多かったですが、「20TH MILESTONE」、2年待った甲斐がありました。
そーだなぁ、強いて言えば、ここに、たとえば「41」とか「ここからさ」のような、ジャラーンと突き抜けた曲が1曲でもあれば、もっともっと良かったような気がするかな。

SPACE SHOWER ARCHIVE SION DOCUMENT 9104

SPACE SHOWER ARCHIVE SION DOCUMENT 9104SPACE SHOWER ARCHIVE SION DOCUMENT 9104/SION
SPACE SHOWER TVの貴重な発掘映像を収録したシリーズの第11弾。昨年デビュー20周年を迎えた孤高のロック歌手・SIONのレコーディング風景などを追ったドキュメンタリーを収める。特典映像の渋谷ON AIRで91年に行われたライブパフォーマンスも見逃せない。
Amazon
91年にSSTVで放送されたらしいSIONの特別番組を編集したDVDを観ました。
この頃、SSTVもSIONもまったく追っかけてなかったので、こんな番組が放送されたことはまったく知りませんでした。
番組はライブ映像を織り交ぜて、アルバム「かわいい女」のレコーディング風景やインタビューで構成されてます。特典映像は91年4月8日の渋谷ON-AIRで行われたライブから9曲です。
まずは、松田文さん、若い!
文さんのインタビューもあったりします。よくよく振り返ってみると、文さんはSIONのデビュー当時から知っているのに、フツウに話しているのを見たことがなかったりするかもです。
そして、SION、老けてるなー。
ばりばりの厭世観って感じでもありませんが、どこか覇気がないっつうか。髪もひげも伸ばし放題で、正直、あんまりかっこよくないなー。いや、今のSIONと比べると、ですが。
収録されている曲も、1曲1曲は渋いというか、いいなーと思いますが、ちょっと曲調が似てるような、ミドルテンポな曲が並んでるというか。この世界も決して悪くないんですが、やっぱ、今のSIONのほうがずうっとカッコいーかなぁ。
いや、収録されてる「元気か?」とか「信号」、「こんな大事な夜に」、「遊ぼうよ」、「好きで生きていたい」、「夢を見るには」なんて大好きな曲なんですが。
もちろん、これは私の感想なので、まったくあてになりません。
ま、それより、15年後の今のSIONのほうがぜんぜんかっこいーぜってことのほうが凄いかもです。

SIONの個人的復活

いつかどこかに書いたかもしれませんが、私は、SIONはデビューアルバムから聴いてはいますが、SIONから離れていた時期も長いことありました。デビューアルバム「SION」から 1994年発売の「10 +1」まではかろうじてCDを購入してましたが、その後はもうさっぱり、SIONがどんな活動をしているかさえ気にしていなかったと思います。
とはいえ、時折無性に聴きたくなることもあって、左のジャケットはその離れていた時期に自分で作ったBest盤の裏ジャケットです。ちなみに、この記事は、このジャケットがたまたま目についたので書いていたりしてます。
この自作ベスト盤には99年7月10日という日付が入っていて、選曲は、
1.俺の声
2.SORRY BABY
3.このままが
4.もの悲しい風
5.12号室
6.きれいだ
7.元気か?
8.蛍
9.早く帰ろう
10.水の中にいるようだ
11.今日はどこに行こ
12.街は今日も雨さ
てな感じ。
そこそこフツウの選曲なような気もしますが、99年に作ったにも関わらず、やっぱり「SION comes」や「フラ フラ フラ」からの曲はないですね。ま、聴いてなかったのであたりまえですが。
で、そんなSIONに盛り上がっちゃったきっかけは、2001年6月30日の野音ライブでした。もちろん、SIONライブ初体験です。このときは、直接のきっかけは忘れちゃったんですが、なんか、唐突にライブに行きたくなったんですよね。なもんで、ライブは当日券で入場しました。このときのライブは強烈に印象に残ってます。とにかくSIONがカッコよかった。
・・・と、ほんとにライブがきっかけだったっけと、その頃使っていたHMVの購入履歴を調べてみると、違ってました。6月16日に注文してますね。それも「好きな時に跳べ」、「Sion Comes」、「Near」、「Songs」、「Elephant Song – Baidis Best」の5枚のまとめ買い。なんとまー。なんだか一気に盛り上がってたんだなー。9月には「抱きしめて」と「フラ フラ フラ」も購入してます。
ま、一時期離れていたSIONに思いっきり近づいたのは2001年なのは間違いありません。
2001年は、その後も、8月のArabaki(仙台)、11月の学園祭(大阪芸術大学)と遠足もしたしなぁ。
そして、それから6年間か。
2001年からでも、再びリアルタイムにSIONを聴くことができてほんと幸せだなーと思います。
なんつっても、今度のアルバムはすごいぞ、きっと。

SION Interview “LOUNGE”

今日は、amazonから届いたSIONのDVD「SPACE SHOWER ARCHIVE」を観ようと思っていましたが、ふと、「JJazz.Net」のインタビュー番組がもうすぐ終わってしまうことに気がついて、そのJJazz.Net “LOUNGE”を聴くことに。
番組はインターネットラジオで1時間でした。
そして、あー、聴いてよかった。新しいアルバム『20th milestone』から「マイナスを脱ぎ捨てる」、「Makers Mark」、「2007」をフルで流してくれました。うーん、、、良い!!
曲の感想は『20th milestone』を入手してから書くことにするとして、ほんとに良いです。「マイナスを脱ぎ捨てる」、かっこいい!
そのほか、Marc Ribotの「These Foolish Things」、THE GROOVERSの「最後の煙草に火を点ける」が流されました。こちらもなかなか。Marc Ribotがアルバムを出しているとは、知らなかったなぁ。
SIONのインタビューは、初対面のインタビュアーとの、まー悪く言えばよくありがちな感じでしたが、SION、けっこうよく喋ってました。印象に残っているところを少し書くと、
文さんとのライブとMOGAMIとのライブでは、MOGAMIとのライブのほうが「楽」だそうです。
これは以外だな~。バンドのほうが大変なのかと思ってました。そう言われてみると、確かに、文さんとのライブは緊張感バリバリのような気もするかな。
あと、最近のステージは、最後までお客さんを楽しませて帰ってもらうようにやってるそうです。92年頃にはまだまだ自分のためという意識が高かったみたい。でもって、今のステージのほうがSIONご自身が楽しいと。昔のSIONのライブは映像でしか観たことがありませんが、これはとっても納得です。私は今のSIONのライブのほうがぜんっぜん好きだな。
SIONの音楽へのきっかけも面白かったです。クラスの友達がギターを持っていて、「貸しなさい」となってコードが3つくらいしか弾けないから、これなら自分で作ったほうがいいやって感じみたい。
SIONの洋楽カバーアルバム「SONGS」に入ってる曲もSIONのお気に入りってわけでもないらしい。でも、SIONは3つの指に入るくらい「SONGS」が好きなようです。これまたちょっと以外。「SONGS」の曲って確かにかっこいーんですが、あまりに渋くて、私はいまひとつのめりこめないかな。
SIONの歌詞に関して、「俺、誰にもまだ自分のことを一個も喋ってないと思う」というのも面白いお話でした。昔の自分の曲も、まったく恥ずかしくないそうです。この辺りもかっこいーよなー。
自分の中で新しく生まれるものしか音楽じゃないかもしれないっつうのもさすがなだー。あ、これは、SIONはめったに人の音楽を聴かないし、自分のCDもめったに聴かないという話の中でのお話です。
猫を知ってから犬を可哀想に思うようになった。そんなに忠実になるなよ。ってのも印象的かな。
突然腰に紐巻いて猫と追いかけっこしたりというのは笑えました。これは、普段のSIONの生活のお話。
ということで、
SION #478 JJazz.Net “LOUNGE”
独特な声と、優しく力強い歌が魅力のシンガー、SIONさんが登場!20枚めとなる新作『20th milestone』についてのインタビューを、楽曲を交えつつお送りします。

JJazz.Net “LOUNGE”、おすすめです。

それさえあれば

今日は「サイドカーに犬」の感想を書こうと思ってましたが、予定変更。
SIONご本人のサイト「うりきち」に、新曲「それさえあれば」の試聴コーナーができていました。
たぶん、Macを使ってSIONご本人が作成したと思われるフォトシネマです。
これが、すごくいい。
聴き始めは、「あ、文さんとのアコギバージョンとは違って、ずいぶん軽快なリズムだなー」などと思いつつ、タバコに火を点けようとしてました。
が、SIONの声が聴こえてきた時から、私の目はそのフォトシネマに釘付け。タバコに火を点けるのも忘れ、気がつくと目頭がぐぐっと。歳をとると涙もろくなっていかん。
だがしかし、ほんとにいいのだ。
巷にたくさん流れているPVなんかより、ぜんぜんいいぜ~。
なんで軽快なアップテンポの曲で泣かされるのだ。泣かされるというより泣き笑いだが。
「20th milestone」発売まであと2週間とちょっと。
これは確かに傑作です。ものすごく、楽しみ。

1986年6月8日 SION@朝日新聞

SIONのメジャーデビューは1986年6月21日だ。
私は、池袋のCDじゃないレコードショップで、そのデビューアルバムのジャケットに衝撃を受け、初めてのジャケ買いをした思い出がある。もうずいぶん前の話なんで、もしかしたら、私の思い出はちょっとした勘違いがあるかもしれない。なんかそのとき、Blue Heartsのインディー盤も見かけたような気がするのだが、その頃はまだBlue Heartsはインディーズでもデビューしてないみたいだし。
それでも、SIONのジャケ買いと、家に帰ってからレコードに針を落としたときのSIONの声に衝撃を受けたのは本当だ。
で、その頃のSIONの思い出のひとつに、朝日新聞があった。
確か、その頃、朝日新聞の社会面にSIONの記事が掲載されたはずなのだ。
私はその記事が妙に気にかかって、切抜きをした覚えがある。
ただ、その切り抜いた記事はとっくになくしてしまった。もう20年も前の話だ。
ほんとに記事が掲載されていたのか、なんだか思い違いのような気さえしてくる。
インターネットの世界で検索しても、まったく引っかからない。
だがしかし、私は覚えてる。あの朝日新聞がSIONを取り上げていたはずなんだ。
この数年の胸のわだかまりを解消すべく、ついに、先週末に公共図書館に出かけ、朝日新聞記事を検索できる図書館向けオンラインデータベース「聞蔵」を使ってみた。
あった!
発行日は1986年6月8日、朝日新聞朝刊だ。SIONのメジャーデビュー前のことだ。
記事タイトルは「何が気ままな暮らしだ(街)」。
山口の家を出て、京都のバス停に泊まり込んで浮浪者と暮らしていたことや、「街は今日も雨さ」の歌詞にある母親とのエピソードなどが簡潔に書かれていた。
とりあえず、長年の懸案が解けた気分。
で、これによって、私の記憶違いをひとつ発見。レコードショップで初めてSIONの存在を知ったのかなーと思っていたんだけど、そうじゃなかった。もしかしたら、この朝日新聞の記事がSIONとの出会いだったのかもしれない。この記事を読まなかったら、SIONのレコードを手にしなかったのかもしれない。
たかだか773文字の記事が、私の人生に少なからずも影響を与えることになるとは。
ま、この記事を目にしなくても、遅かれ早かれ、SIONに夢中になるような気がしないでもないけど。
SIONのこの記事を覚えている方は、他にもいるのかな?
参考ですが、図書館向けオンラインデータベース「聞蔵」にて、
発行日:1986年6月8日
検索の言葉:シオン
で、この記事を見つけることができると思います。

sion 10 video/SION

sion 10 video/SIONsion 10 video/SION
SIONのテイチク在籍時のオリジナル映像作品をDVD化。オリジナルは1994年10月に発売されたデビュー10周年記念ビデオ。
Amazon
2004年12月に再発されたDVDをようやく観ました。2年半も放っておいてしまった。
ライブ映像やプロモーションビデオのなかに、インタビューが入る構成です。ライブ音源は、年代順になってるわけでもなく、ひとつの曲に、違うライブを合成したりとかしてます。
ライナーにSIONのコメントが掲載されているのは嬉しいですが、あとは曲名しか記載してなくてちょっと悲しい。なもんで、映像を追いつつ、ライブ音源の年月日とかを書いときます。
俺の声/86.02.28 at 渋谷ライブイン
SORRY BABY/94.07.11 at 日比谷野音
コンクリート・リバー/94.07.11 at 日比谷野音
12月/86.02.28 at 渋谷ライブイン  弾き語り、ちょっとだけ
春夏秋冬/86 プロモーションビデオ
パニック/88.05.29 at 汐留PIT
風来坊/94.07.11 at 日比谷野音~91.04.08 渋谷ON-AIR
12号室/90.03.30 at Factory 3 EBISU
水の中にいるようだ/94.07.11 at 日比谷野音
ありがてぇ/94.07.11 at 日比谷野音
86年2月の「俺の声」。まだSIONのメジャーデビュー前です。
この頃のSIONは、世の中全部を敵に回したような、そんな感じ。目のギラギラさが凄い。
そして、「12号室」。
SIONの代表作のひとつであることは間違いないところと思いますが、ここでの映像も素晴らしいです。
モノクロの世界で、SIONの視線は終始、うつむいたまま。時折目をつぶって、何かに祈りを捧げているような、怒りの矛先をどこに向けていいのかわからないような、理不尽な世界にこんがらがっているような。SIONが視線を上げたのは、
  彼女と話したその日から ほんの少しずつだけど
  誰かの問いに答えたり 誰かに話しかけられるようになった
このフレーズの時だけ。
静かな曲で、マイクの前でほとんど動かないままなのに、SIONの顔からは次から次へと汗が吹き出てきます。この映像から何を想うか、それは人それぞれでしょう。が、たとえば、CDショップとかでこの映像が流れ、それを偶然見かけた人は、きっと最後まで観続けてしまうのではないか、そんな力をもつ映像、歌だと思います。
あとは、88年の「パニック」。この映像はけっこう有名なような気がしますが、SIONは頭半分そり上げ(半モヒカン)、眉毛もなく、左足を骨折していて松葉杖です。これ以上ボロボロで、見せかけでないギリギリのRockerもいないよなーという映像です。正直、かなり引いてしまうような、異様な姿ではありますが、しかし、かっこいーんだなぁ、これが。曲の最後には、その松葉杖をステージに叩きつけて折ってしまいます。
と、デビューから数年間のいろいろなSIONの姿が観られるDVDです。
顔だけ見てると、ほんと同じ人かよ?ってな感じですし、パンクからR&R、ポエトリーリーディング(のような)、暖かなほのぼのソングと演奏される曲も様々です。でも、これがSIONなんだよなー。
まさに唯一無二の存在、それがおもいっきり確認できるDVD。おすすめです。

街は今日も雨さ/SION

今日も22時30分くらいまで会社に。
この日記も書くのはやめとこと思っていた矢先に流れてくるSIONの「街は今日も雨さ」。
オリジナルはデビューアルバムに収録されてますが、私が今聴いているのが、最近入手した「Strange Live」というライブ盤のやつ。
CDのライナーを手元に見てないので詳細はわかりませんが、デビューから2年も経っていない頃のライブだと思います。SIONの弾き語りなので、アンコールなのかもしれません。
この「街は今日も雨さ」が、たまらんのです。
オリジナルも強烈な世界観をもった歌ですが、このライブでのSIONはいつにもまして、鬼気迫るボーカルを聴かせてくれます。ところどころ、声は裏返っちゃったりしたり、ギターは叩きつけるようなストローク。最後には弦が切れてますね、でもってギターのボディを叩いてます。
歌にリアルを求めるなら、これ以上のリアルはないかもしれない、そんな気がします。
デビューから少したった頃かな、もう、ここで歌われているような地平にはいないので、嘘になってしまう、そんなことをSIONが語っていたのを見た覚えがあります。
そこで、ここではSIONは歌詞を一部変えたり、付け加えたりしてます。
  おまけにどいつもこいつも食い方を知らねえ
  立ったまま残飯をつついた
  そんな繰り返しの毎日が もしかしたら やたら俺に力をくれた
  立ってるだけで やっとの街なら 歩きゃいいさ
  おっさん 歩きゃいいさ
  そして今 もう何年も前から 皿洗いはしていません
  つぶれかけたスナックには 住んでいません
  でも歌えるぜ
  いったい いったい何が違うんだい?
いくつかのバージョンを聴いていますが、このライブの「街は今日も雨さ」が一番ぐぐっときますね。
特に、今日のような、ぼろぼろになりかけた夜には。