映画「メイズ・ランナー 最期の迷宮」

Maze Runner: The Death Cure  
Wes Ball 2018
★★  

Thomas leads his group of escaped Gladers on their final and most dangerous mission yet. To save their friends, they must break into the legendary Last City, a WCKD-controlled labyrinth that may turn out to be the deadliest maze of all. Anyone who makes it out alive will get answers to the questions the Gladers have been asking since they first arrived in the maze.
The Movie Database

映画「メイズ・ランナー 最期の迷宮」を観ました。
「メイズ・ランナー」シリーズ、たぶん3部作なんだと思いますが、その最終話です。「メイズ・ランナー」数年前に、AmazonPrimeでたまたま1作めを観て、結構面白かったので、引き続き、観ています。
が、なんだか徐々につまらなくなっていくんだなー、残念なことに。

この最終話、いまひとつって感じかなー。巨大迷宮からの脱出とか、走り続けるとか、第1作めのコンセプト?からは完全に逸脱というか、なんというか。もう少し疾走感もあるとよかったんだけど。

とはいえ、気楽に観れるライトな青春モノと思えば、そこそこ面白いです。

映画「グラン・トリノ」

Gran Torino
Clint Eastwood 2008
★★★★★

Widower Walt Kowalski is a grumpy, prejudiced, tough-minded, unhappy, old, Korean War veteran who can’t get along with either his kids or his neighbours. His prize possession is a 1972 Gran Torino he keeps in mint condition. When his neighbour, Thao—a young Hmong teenager under pressure from his gang member cousin—tries to steal his Gran Torino, Walt sets out to reform the youth and takes steps to protect Thao and his family from the gangs that infest their neighborhood.
The Movie Database

映画「グラン・トリノ」を観ました。クリント・イーストウッドが監督主演した2008年の映画のようです。
これも何気にタイトルを聞いたことがあるくらいで、ほとんど知らなかったな。にしても、すごくよい映画でした。というか傑作でした。

クリント・イーストウッドがなにしろかっこいい。かっこいいだけじゃなくて、頑固な偏屈爺なので、ちょっとユーモラスな感じもありました。でもって、ラスト。敏感な方は想像ついたかもしれませんが、私には衝撃でした。でもって、なるほど、と。ここまで主人公が引っ張ってきた心のもやもやのようなものを、こういう形で精算、かたをつけたのか、と。ちょこちょこと貼られた伏線が一気に収斂というか。

私は、これまで、いまもかな、クリント・イーストウッドは大好きな俳優でもなく、どちらかといえば、あの佇まいというか、空気というか、が苦手なタイプでした。だがしかし、「グラン・トリノ」はよかったなー。「ミリオンダラー・ベイビー」もかなりよかったけど、こっちのほうがよりよかった。感動でした。

10年前の米国の様子を描いてますが、移民問題が厳しい感じです。いまはもっとひどくなってるんだろうなー。という視点で見ると、さらに重苦しさを感じます。

映画「Melody」

Melody
Waris Hussein 1971
★★★★★

Two youngsters declare to their parents that they want to get married. Not sometime in the future but as soon as possible.

The Movie Database

映画「Melody」、邦題「小さな恋のメロディ」を観ました。
大昔に一度観ているはずなのですが、ほとんど覚えてませんでした。で、その「Melody」、すごくよかったです。評判がいいのは知ってましたし、斉藤和義やらブランキー・ジェット・シティなどで取り上げられていたり、面白いんだろうなーと思っていましたが、自分がここまで感動というか心動かされるとはビックリ、というくらいに面白かった。

ストーリーは他愛のないといえば、そうかもしれないし、おとぎ話で夢かもしれないといえばそうかもしれない。でもなんだかいいんだよなー。すごく印象に残るシーンがたくさんありました。そのたびに、悲しいはずもないのにウルウルしたりして。子どもたち、とりわけダニエルとメロディーの演技がよくて。いちいちグッとくるよなー。

でもって、有名なトロッコのラストシーン。もう最高としか言いようのないよなーってエンディング。甘々なお話だということは十分承知なんですが、いいものはいい。そんな感じです。

大昔に観たときは、こんなに心動かされることはなかったな、たぶん。リアルな高校生くらいの年代で観た私なんかは、ケッと思ってしまったんじゃないかな。英米ではぜんぜん受けなかったみたいだし。そういう意味では万人に受ける映画という類のものではないのかもしれません。ま、いま、観れてよかったよ。

映画「End of Watch」

End of Watch
David Ayer 2012
★★★

Two young officers are marked for death after confiscating a small cache of money and firearms from the members of a notorious cartel during a routine traffic stop.
The TMDb

映画「End of Watch」を観ました。

ジェイク・ギレンホールが好きで、まー彼が出ていて予告編を観ても面白そうだったからです。

が、若干、期待外れだったかなー。ほとんどドキュメンタリー的な映画で、ストーリーがいまひとつだったというか。臨場感はすごいなーとは思うし、アメリカってこんな感じなんだろうなとも思うし、かなり凄惨な映像も厳しいな〜とも感じたし。

とはいえ、やっぱりストーリーがちゃんとしている映画が好みだなー。後半に進むに連れ盛り上がった感じはあったし、ラストも衝撃的といえばそうなんだけど、いまひとつピンとこなかったです。

映画「Enter Nowhere」

Enter Nowhere  
Jack Heller 2011
★★  

Three strangers arrive one by one to a mysterious cabin in the middle of nowhere after enduring separate life-altering predicaments. Searching for a way out of the woods, frustrated, hungry and battling to stay warm they discover their mysterious connection and realize what they have to do in order to get out of the woods alive.
The Movie Database

映画「Enter Nowhere」、邦題「トランス・ワールド」を観ました。

Amazon Primeで無料だったから、かな。ぜんぜん知らない映画でした。予告編とかも観なかったのですが、漠然とホラー、ミステリーっぽいのかなと。

で、やっぱりホラーっぽいミステリー、SFモノみたいな感じ。ラスト間際までほぼ3人だけで物語が進みます。3人しかいないから、なんだかわけわからんなーとか思いつつもストーリーに置いてかれることもなく。

最後、あーこういう設定だったのかーと、ほほーと思うところもあったりで、そこそこ楽しめました。90分だし、軽く見るにはいいかな。ちょー上から目線だと、低予算というか、インディペンデントというか、の割にはなかなかよくできてるなという感じです。

映画「Nerve」

Nerve    
Henry Joost, Ariel Schulman 2016
★★  

NYのスタテン島。ヴィーことヴィーナスは母親ナンシーと暮らす高校3年生の内気な少女。カリフォルニア芸大から合格通知を受けて進学すべきかどうか悩んでいるとき、親友シドニーから多人数が同時に参加するオンラインゲーム“ナーヴ”に一緒に参加し、ネット上のセレブにならないかと誘われる。ところが“ナーヴ”は“挑戦者”と呼ばれる参加者たちに、次々と非常識な行動を強いるもの。ヴィーたちは危機の数々に見舞われる。

The TMDb

映画「NERVE」を観ました。わかりやすいストーリーでけっこう面白かったです。アメリカの若者ってこんな感じなのかしらん。実際はちょっと違うんだろうなーって気もする。なんだか映画では皆がそこそこ裕福そうだしな。まーえいがだしな。夢をみさせてくれる、みたいな。ハッピーエンドでよかった、よかった。

そうそう、最近、The Movie DatabaseというサイトのAPIをなんとか使いこなしたいとあーだこーだ試してたんだけど、やっぱり基本的な知識がないせいか、いまひとつ。英語がわからないから、検索結果もあんまり参考にならないし。まーこれも点々やっていきます。たぶん。

ゲーム・オブ・スローンズ

ゴールデン・ウィークに入ってから、ゲーム・オブ・スローンズを見始めました。思えば、1年くらい前に1話だけ見て、続けて見るほどじゃないかなーと思ったドラマでした。

で、ふと見返してみると、なかなか面白い。10連休だしな、ということで、続けて見てみると、これが面白い。どんどん面白くなっていく。盛り上がる。盛り上がり続ける。予想の遥か彼方で進んでいく物語と、凄まじい映像。

全部で8シーズン(1シーズン、概ね10話)なのですが、7シーズン辺りはもうどこまで行っちゃうんだ、みたいな。最終シーズンは、広げた話を収束させるのにちょっと苦労してるかなみたいなところが垣間見えたりもしたけど、それでも満足の内容でした。

ってところで、リアルタイムの放送にタイミングよく追いついて。今週の月曜だったかな、最終話を楽しんだところです。最終シーズンの展開は、どうやら賛否両論?のようです。それでも、私には納得のエンディングだったな。うまくまとめたなーって感じで。

連続ドラマ、ぜーんぜん見ない私ですが、このゲーム・オブ・スローンズは見てよかったなとほんとに思います。いやーよかったよ。

映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、フランスの陥落も近いとうわさされる中、英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、英国首相に着任したばかりのウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)がヨーロッパの命運を握ることになる。彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。(Yahoo!映画

映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」をAmazonPrimeで観ました。
2017年に制作されたジョー・ライト監督、ゲイリー・オールドマン主演の映画です。

アカデミー主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマンが、やっぱり凄いです。
存在感バリバリで、強引に惹きつけられるというか。
チャーチルが首相に就任してから4週間あまりの出来事を、2時間に凝縮したストーリー、脚本も素晴らしい。
常に緊張感あふれる展開でした。
第二次大戦、ヒトラーが背景の作品ですが、戦闘シーンはほとんどなく、チャーチルの行動、台詞でがんがん物語が進みます。
面白かったな。

なにしろ相手がヒトラーなので、何ともアレなんですが、チャーチルの主張である徹底抗戦がよかったのか、どうなのか。
この辺は難しいところかなー。
戦意を高揚させるシーンとか、うーんという気にはなりました。

映画「パシフィック・リム」

2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。(Yahoo!映画

映画「パシフィック・リム」をAmazonPrimeで観ました。
2013年制作のギレルモ・デル・トロ監督によるSF怪獣映画です。

最近、ギレルモ・デル・トロ監督にハマっていましたが、「パシフィック・リム」はいまひとつ見る気が起きず、でした。
怪獣とかロボットものとか、あまり好きでもないしなーと。
で、とりあえず、観たところ。
これがけっこう面白かったんだな〜。
怪獣映画、これ以上でもこれ以下でもない、という感じでしたが、迫力ある映像とテンポのいいストーリー。
お話は単純でわかりやすいし。
日本の怪獣映画への愛というか、なんというかに溢れた作品でした。
実際、敵の怪獣は「KAIJU」だし、エンディングには「”モンスターマスター”、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」と流れるし。

131分と、そこそこ長い時間でしたが、最後まで飽きずに観れました。
「シン・ゴジラ」よりも面白かったんじゃないかしらん。

映画「LOOPER/ルーパー」

未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す、“ルーパー”と呼ばれる殺し屋のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。ある日、ジョーのもとへ送られてきたのは、何と30年後の自分(ブルース・ウィリス)だった。ジョーは、未来の自分の殺害をためらい逃がしてしまうが、その後未来の自分から、やって来た理由を明かされ……。(Yahoo!映画

映画「LOOPER/ルーパー」をAmazonPrimeで観ました。
2012年に制作されたライアン・ジョンソン監督によるSF映画で、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、エミリー・ブラントなどが出演しているようです。

タイムスリップものですが、タイムスリップそのものに主眼をおいてないようなストーリーかなー。
始めのうちは、いまひとつピンとこなくて、B級感も漂ってるし、どうかなーと思ってたのですが、終盤はけっこう盛り上がって面白かったです。
超能力の描き方が、大友克洋の『AKIRA』みたいだなーと思いました。
ラスト、賛否分かれるような気もしますが、私は気に入ってます。