Gran Torino | |
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Clint Eastwood | 2008 |
★★★★★ |
Widower Walt Kowalski is a grumpy, prejudiced, tough-minded, unhappy, old, Korean War veteran who can’t get along with either his kids or his neighbours. His prize possession is a 1972 Gran Torino he keeps in mint condition. When his neighbour, Thao—a young Hmong teenager under pressure from his gang member cousin—tries to steal his Gran Torino, Walt sets out to reform the youth and takes steps to protect Thao and his family from the gangs that infest their neighborhood.
The Movie Database
映画「グラン・トリノ」を観ました。クリント・イーストウッドが監督主演した2008年の映画のようです。
これも何気にタイトルを聞いたことがあるくらいで、ほとんど知らなかったな。にしても、すごくよい映画でした。というか傑作でした。
クリント・イーストウッドがなにしろかっこいい。かっこいいだけじゃなくて、頑固な偏屈爺なので、ちょっとユーモラスな感じもありました。でもって、ラスト。敏感な方は想像ついたかもしれませんが、私には衝撃でした。でもって、なるほど、と。ここまで主人公が引っ張ってきた心のもやもやのようなものを、こういう形で精算、かたをつけたのか、と。ちょこちょこと貼られた伏線が一気に収斂というか。
私は、これまで、いまもかな、クリント・イーストウッドは大好きな俳優でもなく、どちらかといえば、あの佇まいというか、空気というか、が苦手なタイプでした。だがしかし、「グラン・トリノ」はよかったなー。「ミリオンダラー・ベイビー」もかなりよかったけど、こっちのほうがよりよかった。感動でした。
10年前の米国の様子を描いてますが、移民問題が厳しい感じです。いまはもっとひどくなってるんだろうなー。という視点で見ると、さらに重苦しさを感じます。